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◆TUEETニュースレター◆   『代謝水の重水素について』

◆TUEETニュースレター◆  
代謝水の重水素について

糖質制限やケトジェニック・ダイエットに固執する人たちは、どうにかして脂肪をエネルギー源として燃焼する利点を探そうとしています。

その中で、脂肪を燃焼した方が、糖質を燃焼したときに発生する体内の代謝水中の重水素濃度が少ないという記事を目にして小躍りしています。

拙著『水と命のダンス』で多数のエビデンスをご紹介したとおり、重水素濃度が高くなると、糖のエネルギー代謝が低下します。

炭水化物豊富な食事はデユテリウム濃度約155.75 ppmの代謝水を生成されるとされています。

ミトコンドリアが脂肪/脂質を燃焼(β酸化)すると、デユテリウム濃度118 ppmまで低下した代謝水が生成されるとされます(Deuterium Content of the Organic Compounds in Food Has an Impact on Tumor Growth in Mice. Curr Issues Mol Biol. 2022 Dec 2145(1):66–77.)。

しかし、代謝水の産生量に留意しなければなりません。

100 gの脂肪からは110 gの代謝水が生成されるのに対し、100 gの炭水化物からはわずか55 gしか生成されません(Metabolic Water and Desiccation. Nature 150 21 (1942).)。

つまり、脂肪の代謝水の方が重水素濃度が多少低くても、産生量が2倍になるので、
代謝水に含まれる重水素の絶対量は脂肪の方が多くなるのです(110X118 ppm=12980>55X155.75 ppm=8566.25)。

したがって、代謝水の重水素量の観点からでも、脂肪の燃焼の方が不利になります・・・・・

 

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