人類の近世は、スネ夫君が奸計/姦計(かんけい)をめぐらして、世界を抑えつけて統治してきた歴史です。
現在、スネ夫君は第一次世界大戦以降から国力の低下が著しいですが、五つの目の直轄地を通じて、隠然と世界を支配しています。
何を隠そう、私たちの日本=のび太君も、スネ夫の間接統治国家です。国家元首は、スネ夫君のオクス大学に入学していることからもよく分かります。
さて、道化師(どうけし)のゼレ君は、スネ夫のT研究所で数年間みっちり“教育”されたのち、宿敵のロシーア君を押さえ込むために派遣されたエージェントです。
このスネ夫君主催のT研究所には名だたる歴史上の人物が在籍しています。
みなさんもご存知のアドルフ君もここでみっちり“教育”を受けて、自国を破壊しました。
そのゼレ君は、先日、スネ夫の命令でジャイアンのところに向かいました。
その目的は、ロシーア君を押さえ付けるために、ジャイアンの腕っぷしを利用することです。
ジャイアンはたびたびスネ夫にうまく利用されて、スネ夫の利益のために動いていました。
その典型例は、パール湾攻撃です。
のび太君の中に、米内や五十六君(海軍)といったスネ夫のエージェントが存在していました。
彼らは、スネ夫の命令にしたがって、ジャイアンのパール湾を奇襲攻撃し、ジャイアンの国の人々の怒りを買いました。
これによって、スネ夫は、ジャイアンを太平洋戦争に引き摺り込むことに成功したのです。
今回も同じ戦術で、スネ夫は、ジャイアンを対ロシーア君封じ込めに引き摺り込むために、道化師を送り込んだのです。
道化師は、スネ夫に言われたとおり、ありもしない地下資源(レアメタル)の一部を提供するというニンジンをぶらさげて、ジャイアンを説得にかかりました。
ところが、ジャイアンは、「今回ばかりは騙されないぞ!」と道化師の提案を蹴りました。
なぜなら、道化師はすでにスネ夫と地下資源を含めたあらゆる権利を譲渡するという密約を結んでいたからです。
ゼレ君はそそくさとスネ夫君のところに戻り、事情を説明。
スネ夫は、ジャイアンを説得すべく、マスコミを使ってまた奸計をめぐらしている最中でございます😃。
ちなみに、スネ夫とジャイアンの両方から、事あるごとにカツアゲにあっているのが、我が国ののび太君です。
これが、のび太君が世界でもっと債務の多く国(スネ夫の直轄地であるニチギンの政策による。財務真理教ではない)であり、スネ夫やジャイアンから使い捨てのボロ雑巾と化して、その国民に疲弊困窮が強いられている理由でございます(世界の経済崩壊の震源地と言われている😢)。
この説明は、現在の国際情勢をかなり単純化したものであり、その内情は複雑な利害関係が交錯していることを申し上げておきます(^_−)−☆。