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『「日本と並ぶ長寿国」の不都合な真実〜リアルサイエンスシリーズ』

 

 

ロサンジェルスの火災が話題になっています。

 

 

 

本日配信のウエルネスラジオでその原因と意図をお伝えしましたが、詳しくはエーテルエネルギー学会(TUEET)のニュースレターでお伝えいたします。

 

 

 

さて、世界保健機関(WHO2024年版の統計によれば
日本の平均寿命は 84.5 で堂々の世界一。

 

 

一方、スペインは 82.7 で世界第8位。その差は、なんと わずか1.8 に過ぎません。

 

ここで興味深いのは、スペインの食生活 の変化です。

 

 

カナダ・マニトバ大学特別栄誉教授 バーツラフ・シュミル 氏は次のように指摘しています(『「日本と並ぶ長寿国」の不都合な真実…「野菜と果物生活」をやめたスペイン人が代わりにたっぷり食べているもの』 PRESIDENT Online, 2024/11/18)。

スペインの食卓革命:伝統から肉食大国へ

かつてスペインの食事は「地中海式ダイエット」が基本でした。
新鮮な野菜、果物、全粒穀物、豆類、ナッツ、オリーブオイル―― これぞ健康の象徴!

しかし、時代が変わるにつれ、状況は一変します。

  • 1950年代後半:貧困とともに質素な食事が中心。
    • 主食はデンプン質(穀物・じゃがいも)
    • 肉は1人当たりわずか 12kg以下(主に羊肉・山羊肉)
    • オリーブオイルの消費量は年間 10リットル
  • 1986:EU加盟後、食文化が大きく変貌。
    • 肉の供給量は 4 に増え、110kg へ!
    • 2020年時点でも 100kg 近い水準をキープし、
      これは 日本の約2 に相当します。

さらに、スペインでは

  • 乳製品や塩漬けハム「ハモン」も日常的に登場。
  • 動物性脂肪の供給量は 日本の4 に達しています。

地中海ダイエットは本当に必要?

興味深いことに、スペインは肉類や動物性脂肪 の消費が増えたにも関わらず、植物油脂の摂取量が減少しているにも関わらず、平均寿命は伸び続けているのです!

(現代医学は動物性脂肪を悪玉化し、プーファ(植物油脂や魚油)を善玉化して喧伝している)

 

これは現代の「健康常識」に反する 不都合な真実 ではないでしょうか?

 

 

スペインは、現代医学や栄養学が“推し”の「地中海ダイエット」なるものを卒業して、肉類、飽和脂肪酸(動物性脂肪)や糖質を増やし、プーファ(植物油脂、野菜、ナッツ類)をカットした食事(つまり「原始人食」です(^_−)−☆)にスイッチしてからは、寿命が伸び続けています(地中海ダイエットの嘘については、パレオ協会ニュースレター『なぜ「地中海食」が喧伝されているのか?』 シリーズ参照)。

 

日本の「延命治療」と平均寿命の実態

 

日本は世界一の長寿国。しかしその背景には、
「寝たきり」や「過剰な延命治療」が含まれている現実があります。

果たして、介護施設で寝たきりで意識のないまま、胃に穴を開けて栄養剤を流すことで命をつなぐ―― これを生きると呼べるのでしょうか?

 

 

本当に重要なのは「何年生きたか」ではなく、
健康で生きられる時間――「健康寿命」ではないでしょうか?

 

シュミル教授の問いかけ

「肉を半分にして豆腐に替える価値はあるのか?
そのわずかな寿命の差は、衰弱した状態で過ごすかもしれないのに。」

現代医学・栄養学やユーチューバーたちが喧伝する「糖質悪玉説」や「菜食主義」の真偽――

私たちは一度、先入観を捨てて考える必要があります。
「何が本当に健康な食事なのか?」
答えは意外なところにあるかもしれません。

 

スペインの食卓の変化と寿命の向上から学ぶことは多いです。
「常識」とされる健康情報の裏側にこそ、真実が隠れているのです(^_−)−☆。

 

 

 

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