レスベラトロール、大豆、プラスチック、タバコ・焼却所の煙やグリホサートなどには、エストロゲン作用(興奮、ストレス、発ガン作用)をする物質が含まれています。
医学の教科書(ナレーション)では、女性において、エストロゲン産生は閉経後に卵巣の機能低下にともなって減少するとされています。
真実(ファクト)エビデンスはその逆です。
エストロゲンは、男女ともに加齢にともなって逆に上昇していきます。
なぜでしょうか?
それは、卵巣以外の組織でエストロゲンがストレス(コルチゾールやプーファ)によって産生がアップするからです。
2021年の研究論文では、胃においてもエストロゲン産生されることが明確に示されています(Stomach secretes estrogen in response to the blood triglyceride levels. Commun Biol 4, 1364 (2021))。
この研究では、卵巣を切除したラットが使用されています。
その卵巣が切除されたラットの胃の胃壁細胞(parietal cells)が、脂肪をエネルギー源としてエストロゲンを産生することが示されています。
その脂肪も、専らコーンオイル(プーファ)やオリーブオイル(一価の不飽和脂肪酸)にエストロゲン産生量が高い結果が出ています。
ちなみに、ラットに与えたオリーブオイルの量をヒトに換算すると330mg/kgで、エストロゲン産生量が2倍になっています(これは、1回の食事で25-30gの脂肪量)。
一方、糖質をエネルギーにすると、エストロゲン産生は逆に25~30%低下します。
ラットに与えたブドウ糖の量をヒトに換算すると300mg/kg。
50 kgの体重の人で、15g程度の量です。
プーファは、エストロゲン産生を全身で高めるだけでなく、大豆やグリホサートなどと同様にダイレクトにエストロゲン作用を持ちます(Isolation of linoleic acid as an estrogenic compound from the fruits of Vitex agnus-castus L. (chaste-berry). Phytomedicine. 2004 Jan;11(1):18-23)。
糖質制限食(高脂肪食になる)を長期に行うと、私たちの体内でのエストロゲン産生が高まるということです。
糖質を制限するほど、体内のエストロゲン産生がアップし、ストレス状態になっていくのです(^_−)−☆。