『砂糖は生命の根幹をなす〜リアルサイエンスシリーズ』

 

 

私たち人間だけでなく、他の動物、バクテリアも含めたあらゆる生命体は、植物に依存しています。

 

その植物は、太陽光を砂糖(あるいは砂糖のポリマーである炭水化物)に変換する光合成と言う営みに依存しています。

 

そして、あらゆる生命体が、この光合成によって産み出された砂糖あるいはそのポリマーである炭水化物に依存しています。

 

実際に、植物、バクテリアから動物に至るまで、あらゆる生命体が糖質を代謝して生きています。

 

 

砂糖(ショ糖、ブドウ糖+果糖)は、生命の基本構造と基本的な機能の両輪を担う最も重要な栄養素です。

 

生命を支える基本的な機能として、糖のエネルギー代謝があります。

 

 

砂糖をエネルギー源にすることで、生命体の必要とするエネルギーと構造を安定化させることが可能になります。

 

近年は、遺伝子ワクチンが登場し、遺伝子(DNA、RNA)という言葉も広く一般の方も知ることとなりました。

 

 

この遺伝子も砂糖からできることを専門家も含めて多くの人の意識がありません。

 

砂糖のブドウ糖は、遺伝子、アミノ酸や抗酸化物質を作る源なのです(Sugar conformations in DNA and RNA-DNA triple helixes determined by FTIR spectroscopy: role of backbone composition. Biochemistry. 1995;34:16618-16623.)(基礎医学『糖質と糖のエネルギー代謝』参照)。

 

 

 

私たちは、肝臓などの組織にブドウ糖をポリマーにして貯蔵しています。このブドウ糖の貯蔵形態を「グリコーゲン」といいます。

 

これは、外部からの十分な糖質の供給がなくなったときに、バックアップとして使用するために蓄えられています。

 

 

私たちは血液中にいつも、ブドウ糖が4g (体重70kgの人)あるようにキープしています。

 

 

 

 

私たちが外部から糖質(砂糖や炭水化物)を十分摂取できないか、あるいは糖質をポリマーにして貯蔵できなくなるとどうなるでしょうか?

 

 

糖質に依存している脳神経や赤血球などにエネルギー源を供給できなくなり、急死します(Four grams of glucose. Am J Physiol Endocrinol Metab 2009 Jan;296(1):E11-21)。

 

 

母乳、乳製品、フルーツ、ハチミツ、ショ糖、米、芋、その他の穀物といった私たち人類の歴史的な主要な食べ物には、必ず砂糖かそのポリマーが含まれています。

 

現代の私たちの摂取カロリーおよびエネルギー源の45~75%は、この糖質なのです(Physiological aspects of energy metabolism and gastrointestinal effects of carbohydrates. Eur J Clin Nutr. 2007;61 Suppl 1:S40-74.)(WHO. Dimensions of need: An atlas of food and agriculture. Rome, Italy: Food and Agriculture organization of the United Nations;1995)。

 

生命体の基本および人類の歴史からも最重要だった栄養素が現代になって急に肥満、糖尿病やガンなどの慢性病の「犯人」にされるのは、いかに不合理なことかがお分かりなると思います。

 

 

砂糖悪玉説も、人類の歴史および生命の基本といった「文脈」を無視することから発生するエモーショナルで不合理なものです(^_−)−☆。

 

 

 

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