一般大衆には、地球温暖化およびCO2削減(ゼロエミッション)が十分浸透したと見計らったのでしょう。
♨️権力者たちの表看板の1人であるゲイツ君は、ワカメのサプリメント会社に投資した話題が2ヶ月前に出ています(『Bill Gates backs new startup aiming to reduce emissions from cow burps』 Guardian, Tue 24 Jan 2023)。
彼が、自分の所有する『ガーディアン』誌にその記事を書かせたと言ってよいでしょう(黙っていればよいものの、わざわざ批判の対象に晒されるのは、やはり彼も♨️に忠誠を誓う表のパペットの1人ということ)。
ゲイツ君がなぜワカメのサプリに投資したのでしょうか?
ゲイツ君は近未来を100%的中させる預言者でもあります。
ゲイツ君の投資話の2ヶ月後にイギリス政府は、ネットゼロ政策の一環として、「牛のゲップ(メタンガス)を減らすために、ワカメを牛に給餌すべき」と発表しています(『British cows could be given ‘methane blockers’ to cut climate emissions』 Guardian, Sun 2 Apr 2023)。
コビット詐欺以前の遺伝子ワクチンへの投資もそうですが、なぜゲイツ君はこれほど冴えているのでしょうか?
投資家の中では、ゲイツフォロワーが増えているでしょう(ゲイツが投資するものに投資する・・・・・)。
さて、このワカメサプリは、いわゆる紅藻類とよばれるものです。
このワカメを食べると、メタンの形成時に、ワカメに豊富に含まれる臭素(ブロミン)が邪魔をして、メタンの代わりに「ブロロフォルム(bromoform、CHBr3)」が形成されます。
これで牛のゲップがブロロフォルムになって一安心・・・・・
ではありません。
牛乳にも、このワカメの臭素が移行します(Safety and Transfer Study: Transfer of Bromoform Present in Asparagopsis taxiformis to Milk and Urine of Lactating Dairy Cows. Foods 2021, 10(3), 584)。
ワカメに含まれるヨウ素や臭素は、猛毒のフッ素や塩素と同じハロゲンです。
したがって、臭素も塩素やフッ素と同じく甲状腺障害を引き起こします(Bromine and thyroid hormone activity. J Clin Pathol. 1993 May; 46(5): 456–458)(Metabolism of bromide and its interference with the metabolism of iodine.Physiol Res. 2004;53 Suppl 1:S81-90)。
ワカメを給餌されたウシだけでなく、その牛乳を飲むヒトにも甲状腺機能低下が起こるということです。
臭素の健康被害に関する研究は散見される程度しかありませんが、体内に入って遺伝子変異などを引き起こし、胃がんの発生のリスクを高めることが報告されています(Methyl bromide exposure and cancer risk in the Agricultural Health Study . Cancer Causes Control. 2012 Jun; 23(6): 807–818.)。
デトックス能力の高い牛でも、ワカメを給餌されると牛乳に臭素が紛れ込みます。
ほとんどデトックスしないニワトリにワカメを給餌している養鶏所がありますが、卵には大量の臭素が含まれていることでしょう。
「臭素の危険を考えると、やはりゲイツ君のラボミルクやラボ肉の方が安全」と考えるのは、さらにドツボにハマることになります(ラボの産物はもっと危険)。
海洋生物でない牛に、ワカメを食べさせるという馬鹿げた行為をよく俯瞰してみましょう(^_−)−☆。