現代医学で血糖値を下げる、つまり糖尿病の治療薬として60年以上に渡って♨️グローバル製薬会社のドル箱になっている薬があります。
現在、世界全体で1億5千万人に処方されている薬です。
薬大国のアメリカにおいても、トップ4の売り上げ(2019年)を誇っています。
その薬は、「メトホルミン(metformin)」と呼ばれるものです。
この薬は、石油から化学合成されるもので、人体においてほとんど分解できない物質です(Petroleum and health care: evaluating and managing health care’s vulnerability to petroleum supply shifts. Am J Public Health (2011) 101(9):1568–79)。
したがって、メトホルミンは私たちの体内から尿や便として環境中に排出されます(Metformin: historical overview. Diabetologia (2017) 60(9):1566–76)。
メトホルミンの主作用は、私たちの生命のフローを生み出すミトコンドリアの機能をストップすることです(The mechanisms of action of metformin. Diabetologia (2017) 60(9):1577–85)。
つまり、メトホルミンはじわじわと生命を奪っていく毒性物質に他なりません。
♨️製薬会社の医薬品の大半は、石油から化学合成されるものです。
この石油から化学合成されるものは、エストロゲン作用を持つものが多いです。
このメトホルミンも例に漏れず、子宮内膜症などのリスクを高めるエストロゲン作用を持ちます(Metformin: Is it a drug for all reasons and diseases? Metabolism (2022) 133:155223)。
さて、最新の研究で、このメトホルミンが保護ホルモンであるテストステロンを低下させて、不妊を生じさせることが報告されています(Hypothesis: Metformin is a potential reproductive toxicant. Front Endocrinol (Lausanne). 2022; 13: 1000872)。
メトホルミンは、妊婦の高血糖(「妊娠糖尿病」などと命名している(^_−)−☆)にも投与されていますが、この毒物は胎盤を通過して胎児に侵入します(60 years of metformin use: a glance at the past and a look to the future. Diabetologia (2017) 60(9):1561–5)。
これが胎児に悪影響をもたらします(Management of diabetes in pregnancy: Standards of medical care in diabetes–2020. Diabetes Care (2019) 43(Supplement_1):S183–S92)。
もちろん、人体から排出されたメトホルミンが環境中で他の生物に不妊などの悪影響を与えることが確認されています(Metformin-induced endocrine disruption and oxidative stress of oryzias latipes on two-generational condition. J Hazard Mater (2019) 367:171–81)(Emerging wastewater contaminant metformin causes intersex and reduced fecundity in fish. Chemosphere (2015) 135:38–45)。
これらのメトホルミンが実際の臨床の現場で糖尿病に対して何らかの効果があったという観察研究(エビデンスレベルが元々低い研究デザイン)は、信頼が置けないものであることがメインストリームの医学雑誌でも報告されるようになっています(Exploration of Residual Confounding in Analyses of Associations of Metformin Use and Outcomes in Adults With Type 2 Diabetes. JAMA Netw Open. 2022 Nov 1;5(11):e2241505)。
メトホルミンのような人体および環境に対する猛毒を世界中にばら撒き続けている♨️の罪の深さは想像を絶するものがあります(^_−)−☆。