再びシンガポールでは、新たな変異型(XBB SARS-CoV-2 Mutant)による感染者が急増していると喧伝されています。
シンガポールは世界でもトップの遺伝子ワクチン接種率国です。
さて、このような新型コロナなるウイルスの変異型を予見するのに、下水(排水)を調べる(下水の検体のPCR,遺伝子解析)ことが有効であることが報告されています(Wastewater sequencing reveals early cryptic SARS-CoV-2 variant transmission. Nature. 2022 Sep;609(7925):101-108)。
この下水の検査では、最近になって米国、イギリス、イスラエル(いわゆる♨️の枢軸国(^_−)−☆)において、撲滅したはずのポリオウイルスの検出が問題となっています(『How sewage surveillance is helping spot disease outbreaks early』AAMCNEWS, September 20, 2022)。
「ポリオのワクチンを打てー」ということです。
そのポリオワクチンの詐欺については、拙著『ワクチンの真実』および『ウイルスは存在しない』に詳述しました。
そして、1954年に行われたソークのポリオ不活性化ワクチンの臨床試験(ランダム化比較試験)を再検討した最新の研究論文が発表されています(Brown, R.B. Polio Eradication or Comeback? Outcome Reporting Bias in the 1954 Poliomyelitis Vaccine Field Trial. Preprints 2022, 2022100104 (doi: 10.20944/preprints202210.0104.v1).)。
当時のワクチン有効率も新型コロナ遺伝子ワクチンの臨床試験と同じく、「相対リスク減少(relative risk reduction (RRR))」という不適切な指標で計算されています。
臨床試験では、エビデンスを出すためには、ランダム化比較試験というデザインを用いる必要があります。
ランダム化比較試験とは、ワクチン接種と非接種(生理食塩水)のグループをランダムに振り分ける方法です。
その上で、ワクチンの有効率を比較します。
このランダム化比較試験の場合は、拙著でもお伝えしたように、ワクチンの有効性は、「絶対リスク減少(absolute risk reductions(ARR))」という指標を用いなければなりません。
1954年のポリオワクチンのランダム化比較試験のデータを用いて、この「絶対リスク減少(ARR)」を計算すると、3つのポリオウイルスの型において、それぞれ0.01%, 0.00%, そして 0.01%しか感染リスクの低下が認められませんでした(2つ目の型のポリオウイルスではリスク減少はゼロ)。
これはほとんど効果がないのと同じであり、むしろ副作用(ポリオやエイズの発生など)のリスクしか残らないことになります。
今回の再検討された論文でも証明されたように、製薬会社の僕である現代医学が武器としている、ワクチンや薬剤そして手術において、ランダム化比較試験で本当に効果があったものなどほとんど存在していません。
この一点だけで、現代医学は、権力者が作り上げた虚構であることが腑に落ちるはずです。
何かの感染症がプロパガンダされたときには、「緊急」という常套手段に騙されずに、ランダム化比較試験(ほとんどの臨床試験はランダム化比較試験のデザインにさえなっていない)での「絶対リスク減少(ARR)」と副作用だけを調べましょう(^_−)−☆。