先日、今後の新型コロナ変異型に対するブースターショットは臨床試験による安全性と効果の確認義務がなくなるということをお伝えしました。
それでは、そもそも論として、再度拙著『ウイルスは存在しない』および『ワクチンの真実』でお伝えした重要なエビデンスを再度確認していきましょう。
以下に拙著『ウイルスは存在しない』下巻の第五章の重要な記述を再掲します。
(掲載開始)
過去にサーズウイルス(SARS-COV-1)に感染した23人のT細胞を調べると、サーズ感染17年後もサーズウイルスだけでなく、新型コロナウイルス(SARS-COV-2)にも反応できることが確認されています(SARS-CoV-2-specific T cell immunity in cases of COVID-19 and SARS, and uninfected controls. Nature. 2020 Aug;584(7821):457-462)。
つまり、サーズ感染後は、免疫記憶をもったT細胞が長く存在するために、サーズ(SARS)および新型コロナウイルス感染症に罹りにくいということです。
そして驚くことに、過去にサーズや新型コロナウイルスに感染していない37名の血液中の半数以上に、新型コロナウイルスの構成タンパク質に反応するT細胞が存在することも併せて報告されています。
(掲載終了)
サーズウイルスと新型コロナでは、遺伝子の違いは20%です。しかし、80%も同じであれば、私たちはそれを同じゴミ(炎症ゴミ)として認識できるということです。
さて、オミクロンなどの変異型は、オリジナルの武漢新型コロナウイルスとは、たった3%の遺伝子の違いしかありません。
もちろん、オリジナルの武漢ウイルス(本当はカバル♨️が作った人工カバルウイルス)を認識できれば、デルタやオミクロンなどの変異型も十分対処できます。
変異型に特化したし自然感染やワクチンなど必要ありません。
したがって、ワクチン接種や自然感染後に変異型に「免疫回避(immune evasion)」が起こるというメインストリームの話はフェイクサイエンスということです。
「免疫回避(immune evasion)」とは、変異することによって免疫細胞の監視から逃れることを言います。
生命体は、変異型に「免疫回避(immune evasion、immune escape)」させることはありません(大幅に変異しても同じゴミとして認識できる)。
よく遺伝子ワクチンに反対している研究者が、「ブースターなど遺伝子ワクチンを打ちすぎると、変異型が登場して免疫回避が起こる」と警告しています。
これが最たるフェイクサイエンスであり、このような“迷言”を吐く御仁(Robert Malone, Geert Vanden Bossche )たちは、すべてあちら側のゲイト・キーパー(gate keeper、controlled opposition)です。
これらの一見、遺伝子ワクチンに反対している御仁たちの役割は、「免疫回避(immune evasion、immune escape)」という現象が起こるという印象を専門家や私たちに植え付けることです。
そうすれば、変異型が出るたびに新しいワクチンが必要というナレーションが通りやすくなるからです。
米国国立衛生研究所(NIH)は、その変異型にも対応できるとするインフルエンザウイルスに対するワクチン(ユニバーサル・フルー・ワクチン、universal flu vaccine)の臨床試験を開始しています(https://www.clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT05027932)。
変異型で「免疫回避(immune evasion、immune escape)」が起こるというフェイクサイエンスを押し付けておいて、一方でどの変異型にも効果があるユニバーサル・ワクチンの臨床試験が開始される滑稽さを噛み締めてください(^_−)−☆。
“彼ら”の理屈でいうと、変異型に免疫回避という現象が本当に起こるのであれば、どの変異型にも効果があるユニバーサル・ワクチンなどできるはずがありません。
残念ながら現代医学およびサイエンス(“彼ら”が創設)は、“彼ら”のためのカバーリング・ストーリーのために存在しているのです。