拙著「ウイルスは存在しない」及び「ワクチンの真実」に「ワクチンリーク仮説」という現代免疫学の仮説をご紹介しています。
この仮説は、ワクチンを一部の集団だけに接種すると、それに耐性のある変異ウイルスが蔓延する(リークする)という仮説です。
この仮説の行き着くところは、何でしょうか?
それは、ワクチンをマス(大多数の集団)に行うべきであるという思想です(検証されたリアルサイエンスではない、単なる頭の中のナレーション)。
この仮説を今回の新型コロナフェイクパンデミックでもWHOに進言したのがギアート・バンデン・ボッシェ(Geert Vanden Bossche)氏です。
今年の3月に彼の文書を読みましたが、免疫という学問の基礎ができていない内容のオンパレードで読みに耐えられないものでした。彼は、ビルゲイツの組織(GAVI and The Bill & Melinda Gates Foundation)で働いていたウイルス学者です(https://agenziastampaitalia.it/images/Public_health_emergency_of_international_concert_Geert_Vanden_Bossche.01.pdf)。
過去記事でもお伝えしたように、要は「ワクチンリーク仮説」は、早くマスに遺伝子ワクチンを接種させる口実として利用された思想に過ぎません。
さて、新型コロナ遺伝子ワクチンによって変異型が猛威を振るというナレーションになっていますが、これは本当でしょうか?
遺伝子ワクチンには、スパイクタンパク質の遺伝子と数々の毒性物質(ナノ粒子)が入っている毒物のカクテルです。
拙著や過去記事でも述べたように、その毒物のカクテルが新型コロナウイルスなる粒子の感染を防ぐという確たるエビデンスは今のところありません。
それは、「新型コロナウイルスなる粒子の感染を防ぐ」こと唯一証明できるコントロール群を置いたランダム化比較試験(RCT)が事実上廃止に追い込まれたからです(本来は2年後に結果が判明するデザインであった)。
今後、記事でもお伝えしますが、現代医学やマスコミが必死になって吹聴している遺伝子ワクチンの感染予防効果というのは、単なる観察研究(リアルワールド解析)であって因果関係を証明できるレベルのものでありません。
従って、遺伝子ワクチンは新型コロナウイルスなる粒子の感染も予防するということが確定していないのに、それに耐性のある変異型が発生しようがないのです。
変異型の特定には、PCRのような簡単な検査では済みません。
「遺伝子シーケンサー(gene sequencer)」という時間もコストもかかる上に、短期間の変異型の出現に対応できない検査をしなければならないのです。
これが現行のラボでは変異型を特定するこの検査は、事実上不可能であることを政府当局だけでなく、現場の人間たちもよく知っています(『You aren’t legally allowed to know which variant gave you COVID-19 in the US, even if it’s Delta』 INSIDER, Aug 23, 2021)。
そして、現在報じられている9つの変異型が、スパイクタンパク質の遺伝子配列の変異に集中しているという不自然さが、拙著や過去記事や述べたように、あらかじめ用意された人工物の可能性が高いという結論になるのです。
このように専門家でも簡単に騙されるナレーションを用意していますから、リアルサイエンスの基本に立ち戻ってよく考察することが肝要です(^_−)−☆。