先日、拙著『ワクチンの真実』をお読みになった診療所のドクターから「元論文169は1992年の論文なので、破傷風ワクチンについては改良が進んでいるのではないでしょうか?」「厚生労働省の検索で崎谷先生が出ないのはなぜでしょうか?(これは数年ごとに厚生労働省に自己申告しないとネット検索では出てこないシステムになっているだけ)」というような質問が複数ありましたが、非常にがっくりしました。
枠●●の原理、さらには現代医学が教えるところの免疫理論に対して、まったくの俯瞰がないばかりでなく、この本でお伝えしている重要なメッセージよりも枝葉末節(重箱の隅問題)ばかりに意識が囚われているからです(基本的な質問の方向性が間違っている)。
現在のワクチンは、ナノテクノロジーが駆使されたより危険なものに変化しています。
さて、今回のアストラゼネカーオックスフォードの567枠●●のバイアルの中身を調べた研究内容が報告されています(Process-related impurities in the ChAdOx1 nCov-19 vaccine. DOI:10.21203/rs.3.rs-477964/v1)。
この研究では、DNAとタンパク質のコンタミネーション(混入)を調べています。
3つのロット番号の違うバイアルを調べたところ、ウイルスに由来するタンパク質(本来は製品には混入しない)やヒトの細胞に由来する複数のタンパク質が検出されました。
私たちの細胞の細胞質、核、小胞体、ゴルジ体などの小器官に由来するタンパク質や細胞骨格を構成するタンパク質(Vimentin, Tubulin, Actin and Actinin)、さらにはストテスタンパク質である「ヒートショックタンパク質(heat shock proteins (HSPs) , HSP 90-beta and HSP-90-alpha)」やATP分解酵素(transitional endoplasmic reticulum ATPase)などが豊富に検出されたのです。
拙著『新・免疫革命』でお伝えしたように、このような細胞の成分が血液中に漏出した場合、糖のエネルギー代謝が低下していると、首尾よくゴミ処理ができません。
この場合、細胞の成分のゴミが炎症のトリガーになることから、「炎症ゴミ(DAMPs)」と理解しやすいように命名しました。
特に、今回の枠●●で検出されたストレスタンパク質(HSP)は、血液中に入ると過剰な炎症の引き金になることが報告されています(Spatiotemporal Regulation of Hsp90–Ligand Complex Leads to Immune Activation. Front Immunol. 2016; 7: 201)(The Role of Heat Shock Proteins in Type 1 Diabetes. Front Immunol. 2020; 11: 612584)(The role of chaperone proteins in autoimmunity. Ann N Y Acad Sci. 2006 Nov;1088:52-64)。
このアストラゼネカーオックスフォードの枠●●は、当初から血栓症の発生が多発しました。
今回のバイアルに混入しているATP分解酵素によって生じるADPは、血小板凝集作用が強く、血栓症の原因となる物質です解酵素によって生じるADPは、血小板凝集作用が強く、血栓症の原因となる物質です(Platelet aggregation and adenosine diphosphate/adenosine triphosphate receptors: a historical perspective. Semin Thromb Hemost. 2005 Apr;31(2):129-38)。
今回は、タンパク質を調べただけで、拙著でもお伝えしたように現在の枠●●への意図的な複数のナノ粒子の混入は深刻です。
このように見ると、枠●●というのは、「毒性物質のカクテル」であると定義できます。
拙著『ウイルスは存在しない』でお伝えしたように、最終産物である枠●●を調べると、そこには何が入っているのかなど何も知らずに、医師たちは日夜注射しているのです(なぜそこに疑問がないのでしょうか?)。
基本的な生命現象を理解しないところからすべての過ち(人命に関わる)が発生していることを真摯に考えるところからスタートしなければ、枝葉末節の議論や質問はまったく無意味、生産性がないどころか、迷路に入っていくだけになります(^_−)−☆。