米国では、12-17歳のティーンネイジャーの新型コロナウイルス感染による入院率が上昇しているとキャンペーンをはりだしています(『CDC finds ‘troubling’ rise in COVID-19 hospitalizations among adolescents』Spectrum News, JUN. 04, 2021)。
12歳以上の遺伝子注射の緊急使用許可はまだファイザーだけにしかおりていませんので、モデナやJ&Jにもということでしょう。
そのキャンペーンの元になった米国疾病管理予防センター(CDC)のレポートがあります(Hospitalization of Adolescents Aged 12–17 Years with Laboratory-Confirmed COVID-19 — COVID-NET, 14 States, March 1, 2020–April 24, 2021. The Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR ), Early Release / June 4, 2021 / 70)。
過去記事でもお伝えしたように、子供の新型コロナウイルス感染による入院数は、40%は最低でも上乗せさせているエビデンスをご紹介しました。
今回のCDCのレポートもこれと同じ手法が使われています
このレポートによると、12-17歳の新型コロナウイルス感染(とされる)入院数は、2021年1月初旬で10万人あたり2.1人の入院数でした。
これが3月には、0.6人まで減少していたのが、4月に入って 1.3人に上昇傾向にあるといいます(この数字だけでも、キャンペーンをはるには苦しすぎる(^_−)−☆)。
この CDCのデータをよく観察すると、かなり無理をしてアジェンダに沿わせていることが明確になります。
まず、今回のデータ収集の最終日である2021年4月24日は、入院数のピークであって、それ以降は急激に入院数が低下しています。
そして、このデータ収集の時期には、全ての年齢層で入院数が増加しています。
遺伝子注射接種率の高い65歳以上の人たちも入院数が増加しています。
その入院数も18歳以上の人たちは、12-17歳のティーンネイジャーの10倍以上にのぼります。
さらに・・・・・・・
今回の期間中に入院したティーンネイジャー376人のうち、172人は「新型コロナウイルス感染での入院が明らかでない」とされるものです。
たとえば、手術目的や精神科入院などもこの中に含まれているのです。
精神科入院などは、むしろロックダウン政策による産物です。
以上から、12-17歳のティーンネイジャーの入院数を誇大宣伝していることが明確です。
広告審査機構に審査してもらわないといけませんね(^_−)−☆。
ごまかしを繰り返しても、ちっぽけな数字しか出てきません。
遺伝子注射を施行する医師たち(日本のあの感染症の上から目線教授もアジェンダに沿ってがんばっています(^_−)−☆)や一般市民には、そもそも子供の新型コロナウイルス感染症なる病態と遺伝子注射のリスク(心筋炎など)を秤にかけるとどうなるかを冷静に見極めて頂きたいものです。