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『遺伝子注射後には糖尿病の発症にご留意を』

 

遺伝子注射で、実際に私たちの血液中に(人工)新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が出現することをお伝えしました。

このスパイクタンパク質だけで、血栓を引き起こすことが判明しているため、新型コロナウイルス感染症や遺伝子注射は、血管障害を引き起こすデザインになっていることが分かります。

 

今回の新型コロナウイルス感染症は、“感染症”ではなく、「血管病(vascular disease)」呼ぶのが相応しいでしょう。

 

さて、新型コロナ遺伝子注射によって、糖尿病による意識障害が発生した症例が論文報告されました(COVID-19 Vaccine and Hyperosmolar Hyperglycemic State . Cureus 13(3): e14125. doi:10.7759/cureus.14125)。

2021年1月14日に意識障害で救急受診した48歳のアフリカ系男性の症例です。

 

2020年12月18日にファイザーの遺伝子注射を接種してから、夜中にトイレに起きる回数が2回から4倍の8回に増えました。

2021年1月8日に2回目の接種を受けた2日後は、夜中に12回にトイレに起きなければなりませんでした。

 

この頃から、大量の水分摂取が必要となり、1日に12缶の炭酸水を飲むようになりました。それでも頭がボッ〜とする感じが益々悪化していきました。感染症の兆候はまったくありませんでした。

 

なんと1週間で9kg体重が落ちました。

 

さて、この男性に何が起こったのでしょうか?

 

これは、典型的な糖尿病に起こる「高浸透圧高血糖状態(hyperosmolar hyperglycemic state, HHS)」です。

 

高血糖によって、尿中に大量の糖が排出されることで、水分が一緒に奪われます(頻尿、喉の激しい渇き)。

 

糖が細胞内で利用できないため、真っ先に影響を受けるのが脳です。

 

頭がフラフラし、意識が遠のいていきます。

 

さらに、糖が利用できないため、体の脂肪と筋肉を潰して糖に変換します。このため、痩せ(筋肉の減少)がでてきます。

 

この男性が救急受診したときには、血糖は1253 mg/dL、ケトン体(β-hydroxybutyrate)は、8.5 mmol/L(重炭酸24 mmol/L)と、「ケトアシドーシス」と呼ばれる危険な脱水状態でした。

 

すぐにインシュリンと輸液の治療で改善しています。

この男性は、高血圧を指摘されていましたが、糖尿病はありませんでした。

 

今回は、遺伝子注射によるスパイクタンパク質によって膵臓にダメージが及んだことで、インシュリンが分泌されなくなったことが考えられています。

 

 

スパイクタンパク質が膵臓にダメージ与えて、糖尿病になることは実験的に確かめられています(Binding of SARS coronavirus to its receptor damages islets and causes acute diabetes. Acta Diabetol. 2010, 47:193-199)。

 

さらに、スパイクタンパク質は、細胞に炎症を引き起こす設計になっているので、インシュリン感受性臓器の細胞のインシュリンのアンテナ機能も低下していたと考えられています(インシュリン抵抗性)。

 

実際にスパイクタンパク質がブロックするACE2というタンパク質を細胞から除去すると糖尿病になることが動物実験でも分かっています(Loss of angiotensin-converting enzyme 2 leads to impaired glucose homeostasis in mice. Endocrine. 2008, 34:56-61)。

 

このように、遺伝子注射によって起こるのは血管の問題だけでなく、糖のエネルギー代謝をブロックすることで糖尿病やあらゆる慢性病を実際に発症する可能性があることが明確になった症例報告でした(^_−)−☆。

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