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『実際の遺伝子注射を接種したあとはどうなっているのか?』

 

細胞実験では、遺伝子注射による遺伝子が実際に私たちの遺伝子に入ってスパイクタンパク質を作ることが再度確かめられています(過去記事参照)。

それでは、実際に遺伝子注射を接種した場合、私たちの細胞がスパイクタンパク質を産生するようになるのでしょうか?

 

最新のハーバード大の研究では、遺伝子注射(モデナ)を接種した人の血液に新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が認められたことが確かめられています(Circulating SARS-CoV-2 Vaccine Antigen Detected in the Plasma of mRNA-1273 Vaccine Recipients. Clin Infect Dis. 2021 May 20;ciab465)。

 

今回の調査では、18歳以上の健康人13名を対象としています。

 

スパイクタンパク質の一部(S1)は、早い人で接種翌日に血液中に認められています。

 

平均して1回目の接種5日後にこのタンパク質がピークになっていました(13名全員)。

 

完全なスパイクタンパク質が血液中に認められたのは、調査した13名中の3名で、1回目の接種15日後(平均)でした。

 

このように、実際に私たちに遺伝子を注入して目的とするタンパク質を産生させることに成功しているのです。

権力者に雇われて遺伝子注射を設計した研究者たちも、この結果に大変満足していることでしょう。

 

この研究では、2回目の接種後には、スパイクタンパク質は血液中に認められなかったようです(少なくともこの研究の観察期間の56日間継続)。

 

これは、健康人であれば、体内の炎症性物質であるスパイクタンパク質を処理できているということになります。

 

もちろん、副作用の出ていない健康人を調べているので、この結果は当然とも言えます。

 

副作用の出た健康人を調べると、2回目の接種後でも、スパイクタンパク質が血液中に認められた可能性は高いでしょう。

 

遺伝子注射では、リンパ球系(T細胞)の反応が自然感染とは違い遺伝子変異にはついていけないことも報告されています(The T cell response to SARS-CoV-2: kinetic and quantitative aspects and the case for their protective role. Oxf Open Immunol. 2021 Feb 23 : iqab006)。

現在の大騒ぎは、新型コロナウイルス変異型に焦点が移っています。

したがって、変異型に対応できない現在の遺伝子注射は、意味がないばかりでなく、健康人以外ではスパイクタンパク質が炎症を引き起こすというリスクだけの代物になるということです(^_−)−☆。

 

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