『“スーパースプレッダー”という幻想について』

 

「Ct値○○以下のスーパースプレッダー(superspreader)を徹底的に見つけ出して隔離&周囲の人を徹底検査」するという“魔女狩り”について今日はお伝えしていきます。

 

そもそもPCR自体がウイルス感染を診断する検査として妥当ではないことは、大前提として知っておいてください(詳細は拙著『ウイルスは存在しない』下巻)。

 

仮にPCR検査でウイルス感染診断ができるとしましょう。

 

PCR 検査は遺伝子の破片の増幅サイクルを高めれば高めるほど、陽性になるという不正確極まりないものです。

権力者にとっては、このPCRの増幅サイクル(Ct値)を調整することで、いかようにも“感染者というレッテル数”を変えることができる便利な道具です。

 

さて、その増幅サイクル数(Ct値)については、過去記事でも何度かお伝えしてきました。

 

増幅サイクル数(Ct値)が低いほど、ウイルス量が多いとされています(これも幻想です(^_−)−☆)。

 

ウイルス量が多いほど、感染性は高まり、重症度や感染関連死亡率も高まるはずです。

 

そして、そして、Ct値が低い人、つまり現代医学で言うところのウイルス量が高い人ほど、感染性が高く、感染した人を重症化させるという道理になります。

 

それでは、PCRの増幅サイクル数(Ct値)と新型コロナウイルスの感染性や重症度の実際の関係はどうなっているのでしょうか?

 

PCRのCt値で新型コロナウイルス感染症の感染性は測れないことが報告されています(Ct value is not enough to discriminate patients harbouring infective virus, J Infect. 2021 Mar;82(3):e35-e37.)。

さらに、PCRのCt値と新型コロナウイルス感染症の重症度や死亡率とは、何の相関関係もないことが報告されています(No correlation between Ct values and severity of disease or mortality in patients with COVID 19 disease, Indian J Med Microbiol. 2021 Jan; 39(1): 116–117)。

 

そして、Ct値が低い人と高い人、つまり現代医学で言うところのウイルス量が高い人でも低い人でも、他者に対して、症状を引き起こす感染性、入院率、死亡率に差がないことが報告されました(On the SARS-CoV-2 “Variolation Hypothesis”: No Association Between Viral Load of Index Cases and COVID-19 Severity of Secondary Cases. Front Microbiol. 2021; 12: 646679)(Lowering SARS-CoV-2 viral load might affect transmission but not disease severity in secondary cases. Lancet Infect Dis. 2021 Apr 14doi: 10.1016/S1473-3099(21)00205-X)。

 

 

PCRのCt値と新型コロナの重症度とは関係はないだけでなく、他者に及ぼす感染性(症候性)、入院率、死亡率などとも関係がないことが明らかにされています。

 

つまり、マスコミが垂れ流している“スーパースプレッダー”というのは幻想というような甘い言葉ではなく、“恐怖”を植え付けるための大衆操作(fearmongering)に過ぎないものだということがリアルサイエンスで明らかになっているのです。

 

これは、拙著『ウイルスは存在しない』上巻でお伝えした「腸チフスのメアリー」というスケープゴード(魔女狩り)と同じです(スケープゴードという儀式そのものが、病的な♨️ 思想(^_−)−☆)。

 

PCR検査そのものがウイルス感染診断に使用できないのですから、この結果は当然なのです。

 

最も重要なことは、これらのPCR 検査の矛盾を指摘した研究論文でさえも、感染性や重症度を反映するのは、ウイルスの存在や量(病原体仮説、germ theory)ではなく、私達側の要因(ベシャンの宿主説、terrain theory、host permissiveness)であるということを明確に記述していることです(^_−)−☆。

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