ワクチン接種によって、他のウイルス感染症に罹りやすくなる現象を拙著『ウイルスは存在しない』下巻および『ワクチンの真実』でお伝えしました。
今回の新型コロナ遺伝子ワクチンはどうでしょうか?
最新のドイツの研究で、ファイザーの新型コロナ遺伝子ワクチン(BNT162b2)は、ウイルスに対して“免疫抑制”作用をもたらすことが報告されました(The BNT162b2 mRNA vaccine against SARS-CoV-2 reprograms both adaptive and innate immune responses. medRxiv, 2021. doi: https://doi.org/10.1101/2021.05.03.21256520)。
免疫抑制とは、体内に入ってきたゴミを処理できずに、慢性炎症を引き起こすことを意味します。
ファイザーの遺伝子ワクチン接種後の人の白血球(PBMC)は、新型コロナウイルスに対する処理能力 の低下(白血球の反応性の低下)が認められています。
つまり、新型コロナウイルスなる遺伝子の破片が侵入してきたときに、これを処理できずに、長期的に慢性炎症を引き起こすということです。
そのほか、他のウイルスやバクテリアのエンドトキシンが刺激する白血球のアンテナ(TLR7/8 , TLR4)の反応性が低下したことも分かりました。
他のウイルス(実際は遺伝子の破片)やエンドトキシンが体内に侵入したときにも処理できないことで、長期的に慢性炎症が引き起こされるということです。
その一方で、カビ(カンジダ)だけには、過剰に白血球が反応したようです(カンジダ感染では過剰な炎症が引き起こされる)。
このように、私たちの生命場をつつがなく守る形態形成維持(その一部を「免疫」と呼んでいる)の中心にある白血球の機能が遺伝子ワクチンによって狂ってしまうのです。
これらの影響は中長期に及ぶため、今後、血栓症や神経障害を免れた人たちに、この感染リスクあるいは慢性炎症リスクが降りかかってくるでしょう。
医薬品やワクチンといった毒物の臨床試験の結論が出るまでに、なぜ10年以上も必要とされ、さらに市場に出たあとも副作用の調査をしなければならない(過去にも多くの医薬品が市場に出たあとの甚大な副作用で撤収となっている(^_−)−☆)かがお分かりになると思います(^_−)−☆。