『若い不健康な痩せ型女性の増加の原因は?』

 

ひと昔前までは、痩せ型でギスギス(エストロジェニック、セロトジェニック)した感じの若い女性は、特殊な食事法にこだわっている人の特徴でした。

 

 

最近は、一般の日本の若い女性でも背中が曲がっている痩せ型の人が多いという印象があります(男性も増加している)。

 

歩いている姿勢で日本人と分かる・・・・・

 

 

かくいう私も無理な筋トレがたたって、首〜背骨が固まっているため、現在姿勢矯正中です(^_−)−☆。

 

 

日本では、BMI18.5未満の痩せた女性の比率が約20%と先進諸国で最も高いのです。

 

米国、カナダなどの北米では肥満の問題が大きいのですが、日本はむしろ病的な痩せ方が問題なのです。

 

 

拙著『病はリポリシスから』や過去記事でも何度か言及していますが、この現代人の痩せ型と肥満は、同じ病態であることをお伝えしてきました。

病態の時期によって肥満→病的な痩せ(sarcopenia)に変化するだけです。

 

 

日本でも40歳以上の痩せ体型と糖尿病には関連があることが報告されています。

 

最新の疫学的調査でも、このことが確認されています(J Clin Endocrinol Metab. 2021 Jan 29;dgab052)。

 

 

対象は18~29歳で痩せ形(BMI16.0~18.49)の若年日本女性98例と標準体重(BMI18.5~23.0)の56例との比較研究です。

 

耐糖能異常(75g経口糖負荷試験)の割合は、標準体重の女性の1.8%に対し、痩せ形の女性では13.3%と約7倍だったのです。

 

この比率は米国の肥満者で耐糖能異常が見られる割合(10.6%)よりも高率だったのです。

 

この耐糖能異常は、具体的には、インシュリン分泌の低下およびインシュリン抵抗性(インシュリンを感受する細胞のアンテナ機能低下)の上昇です。

 

つまり、痩せ型の方が、糖尿病(=糖のエネルギー代謝の低下)が進行しているということです。

 

さらに、痩せ形の若年女性の特徴として、エネルギー摂取量や身体活動量、筋肉量が少ないことも判明しています。

 

今回の論文の中で最も大切なことは・・・・

 

「痩せ型の人の脂肪が分解されて、血液中に遊離脂肪酸(プーファ)があふれている」という指摘です。

 

プーファ過剰、毒物(ワクチン、薬、農薬、大気汚染物質)や糖質制限などで糖の利用できないと、私たちの脂肪を分解して、糖に変換します。

 

このときに、現代人の脂肪は、プーファの塊ですので、プーファの血液中の遊離と大量の過酸化脂質(アルデヒド)が形成されるのです。

 

さらに・・・・・・

 

筋肉も分解されて、糖へと変換されます(拙著『糖尿病は砂糖で治す』)。

 

これが、現在の若い日本女性に起こっていることです。

 

100年前までには、高齢者の糖尿病やガンの末期にしか起こらなかった病態が、若い女性に起こるようになったのです。

 

体内の状態は、肥満の方がまだましで、それが進行した形が、病的な痩せなのです。

 

これでは子供も産むことができませんし、産んだとしても、その子供は慢性炎症疾患を発症することは間違いありません(基礎医学講座参照)。

 

世界でも最も権力者の計画通りに“こと”が進んでいる国が、日本なのです。

鏡を見て、自分がこれに該当すると思った場合には、まず食事を見直して、姿勢を治すヨガを行いましょう(^_−)−☆。

 

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