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『新型コロナと障害者差別』

『新型コロナと障害者差別』

日本でも本日よりファイザーの新型コロナ遺伝子ワクチン接種の“緊急使用”が開始されました。

緊急に使用しなければならない切迫した事態に陥っている人は国内のどこにいるのでしょうか?

さて、2020年の英国での新型コロナウイルス感染症関連死亡の過半数を占める人々に共通の特徴があります。

それは、なんと学習障害、自閉症、ダウン症候群に代表される知的障害者や身体障害者だったということです。

2020年1〜11月までの新型コロナウイルス感染症関連死亡者50,888名のうち30,296名が知的・身体障害者(disabled people)でした(『Updated estimates of coronavirus (COVID-19) related deaths by disability status, England: 24 January to 20 November 2020』 Office for National Statistics, 11 February 2021)。

実に新型コロナウイルス感染症関連死亡者の60%を知的・身体障害者が占めています。

学習障害と診断されている男女では、そうでない人たちと比較して、3.7倍の新型コロナウイルス感染症関連死亡率でした。

18~34歳までの学習障害者は、同年代の非学習障害者と比較して、30倍もの新型コロナウイルス感染症関連死亡率であることは、2020年に報告されていました(『COVID-19: deaths of people with learning disabilities』Public Health England, 2 November 2020)。

この障害者の高い死亡率を、糖尿病や肥満などの合併症のせいにしていますが・・・・・・・

2020年に、英国のケアの質向上委員会(Care Quality Commission)なる組織が、学習障害者が新型コロナウイルス感染関連によって重症な状態になったときに、決して蘇生しないようにという告知(Do Not Attempt Cardiopulmonary Resuscitation (DNACPR) notices)を施設側が政府当局から受けていたといいます(『Fury at ‘do not resuscitate’ notices given to Covid patients with learning disabilities』The Guardian, 13 February 2021)。

OMG!

これは明らかな優生思想に基づく障害者差別です。

実際は、この蘇生の問題よりは、ロックダウン、自宅謹慎やソーシャル・ディスタンシングなどでケアスタッフ不足によって状態が悪くなったのでしょう。

このようなニュースが表に出ること自体は良いことですが、ここで障害者に優先に新型コロナ遺伝子ワクチンを配分するというような大義名分のための誘導に留意しないといけません。

ワクチンで障害者を産出して、そして障害者に新種のワクチン人体実験をするということが長らく行われてきました。

この権力者たちが行ってきた事実に目を背けることはできません。次作に書ききれなかったことを現在まとめていますので、近日中にみなさんにお届けしたいと思っています。

 

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