デンマークのミンク養殖場において、新型コロナの突然変異型の感染が蔓延していることが報道されています(『Denmark finds new COVID strain that might hamper vaccine effort』BNN Bloomberg,Nov 4, 2020)(デンマークの原文はコチラ→https://www.ssi.dk/aktuelt/nyheder/2020/mutationer-i-minkvirus)。
5つの養殖場と12人のヒトに同じ変異型の新型コロナが検出されたといいます。
この変異は、過去記事でお伝えしたように、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の起こった変異です。
ヒトからミンクあるいはミンクからヒトへと感染したと考えられています。
過去記事や次作でも詳述していますが、これが真実だとすると・・・・
「人畜共通感染症」にワクチン(仮に有効としても)という戦略はありえないことを再度確認していきましょう(今回はワクチンそのものが有害であることは、棚に上げておきます)。
しかも、これらの変異新型コロナに感染したヒトには、回復期血漿療法(抗体輸血)は効果がなかったといいます。
従来の新型コロナに感染して形成された抗体は、変異型には効果がなかったということです。
現在、デッドヒートが繰り広げられているアストラゼネカ、ファイザー、モデナ、そしてJ&Jなどの遺伝子ワクチンは、このスパイクタンパク質の遺伝子が入ったワクチンです。
ミンクとの交流で、そのスパイクタンパク質の遺伝子が変異したのであれば、これらのワクチンは無効になります。
もちろん、新型コロナに感染する動物はミンクだけではありません。
ワンちゃんや猫ちゃんも感染することが報告されている以上、新種の変異型が新たに噴出することになるはずです。
そもそも、新型コロナというRNA遺伝子は変異のスピードは、バクテリアに比べても桁違いに速いのですから、人畜共通感染が判明した時点で、ワクチンによる予防などあり得ません。
狂犬病ワクチンをみなさんが定期接種していないのと同じです(その替わりにワンちゃんが犠牲になっていますが・・・・)。
季節性インフルエンザウイルスに対するワクチンでさえ、「今年は予想した型に合わなかった」などとワクチンの失敗を誤魔化しています。
地球上の動物に広く感染している新型コロナのワクチンなど、激しい変異を予想して作れるはずがないことは、素人でも分かる理屈ではないでしょうか(^_−)−☆。