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『学校などで使用される消毒薬の危険性について』

米国疾病予防センター(CDC)は、今回の新型コロナウイルス感染症対策で学校に消毒薬の散布を求めています(『Cleaning, Disinfection, and Hand Hygiene in Schools – a Toolkit for School Administrators』 CDC,  Updated Sept. 8, 2020)。

使用にあたって米国環境保護局(U.S. Environmental Protection Agency (EPA))の推奨する消毒薬の約半数に、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウムなどの通称「第4級アンモニウム塩(quaternary ammonium compounds (QACs))」が含まれています。

この第4級アンモニウム塩(QACs)は、過去記事でもお伝えしたように、ウエットティッシュだけでなく、逆性石鹸、点眼液、コンタクト用液、液体消毒(病院に常備されている)、環境クロスなどに使用されています。

第4級アンモニウム塩(QACs)は、消毒薬の中でも、界面活性剤に分類されるもので、喘息などの呼吸器症状だけでなく、不妊の原因にもなります(JAMA. 2005 Jul 27;294(4):455-65)(BMJ Open. 2013; 3(9): e003568)(Reprod Toxicol. 2014 Dec; 50: 163–170)。

その他の消毒薬として、アルデヒド、アルコール、金属イオン、塩素系化合物などが新型コロナウイルス感染症で使用され、いずれも接触すると皮膚炎を引き起こします(Clin Dermatol. 2020 Oct 2 doi: 10.1016/j.clindermatol.2020.09.005)。

これらの消毒薬は皮膚や気管支・肺粘膜だけでなく、腸粘膜の体表にダメージを与えて、バリアを壊します。

この壊れたバリアから消毒薬や他の毒物が入ると、それだけで慢性炎症〜がんになります。

フェイクパンデミックの陰で、“消毒薬”と呼ばれる毒性物質に毎日晒されることになったことは、強制マスクと同様、健康に甚大な悪影響を与えています。

欧米では、毎日学校でこのような危険な消毒薬を散布するので、子供を学校に行かせないという賢明な判断ができる親がいます .

欧米のように強制でなくても、全員マスク着用の日本でも、賢明な判断ができる人間が存在することを祈るばかりです(^_−)−☆。

 

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