『薬やサプリメントを見限った理由〜続編』

みなさんは、何か薬やサプリメントを常用してませんでしょうか?

過去記事で、医薬品やサプリメントは、謳われている有効成分はわずかで90%以上は危険な添加物であることをお伝えしました。

この添加物については、個々の試験管のテスト(細胞実験)では、著明なダメージを与えないと現代医学は反論してきました。

また一部の添加物についての動物実験でも、短期的には悪影響はないと主張しています。

それで、これらの添加物を「不活性成分(inactive ingredients)」と呼ぶフェイクまで行っています。

現代医学の基本的な姿勢はこれに変化はありませんが、最新の『サイエンス』誌の研究論文で、このフェイクに迫る内容が掲載されています(Science 369, 403–413 (2020)。

結論を最初に述べると、試験管の実験(in vitro)でこれらの添加物は、私たちの体内の重要な酵素や受容体と呼ばれるタンパク質の働きをブロックすることが明確に示されました。

よく医薬品やサプリメントに使用されている代表的な添加物を列挙していきましょう。

錠剤の形を安定させる物質(賦形剤(ふけいざい))として乳糖、ペクチン、キサンタンガムなどがあります。

これらは、小腸細菌過剰増殖症(SIBO)、リーキーガット、エンドトキシン血症の主因となります(乳糖は分解ができないアジア人には致命的)。

消費期限を長くする目的で添加されている没食子酸プロピル(もっしょくしさんプロピル、propyl gallate)。抗酸化剤として働きます。

この物質は、私たちの体内の重要なカテコールアミン(アドレナリン、ドーパミンなど)を分解する酵素(カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(catechol-O-methyltransferase, COMT))を阻害します。その他、抗酸化物質ですから、糖のエネルギー代謝をブロックしてしまいます(ガンを増大させる)。

防腐剤として添加されているサイメロサール(有機水銀)。これはワクチンのアジュバントとしても有名ですが、脳や腸のダメージ以外にもドーパミン受容体(D2)と結合して、ドーパミンの作用をブロック(自閉症、うつ病や統合失調症の原因)することが判明しています。

防腐剤および界面活性剤として添加されている「塩化セチルピリジニウム(cetylpyridinium chloride)」と呼ばれる塩素系化合物は、あるイオンチャンネル(hERG)という部位に作用して心臓毒性を発揮します。

その他、ポピュラーな添加物として、界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウム(シャンプーの主成分)、パラベン、フタレートといったエストロゲン作用物質(“環境ホルモン”という目くらましの命名がある)、合成色素なども、多数の酵素の作用をブロックします。

これらの毒性物質には閾値があるという空想を振りまく人たちも後を絶ちません(少量なら問題とする“幻想”)。これは糖のエネルギー代謝が低いと閾値が低下(少しの毒でも多大な影響が出る、樽理論)するというリアルサイエンスの基本を知らないことで起こる基本的な誤謬です。

もっと正確に表現すると、生命体を要素還元して細かく分解して、それで生命を分かった気になっているという“傲慢”そのものです。

昨今の遺伝子編集などもその典型例です。

そして、これらの医薬品やサプリに添加されている添加物は、みなさんの毎日食べている加工食品にも大量に入っています。

さらに、重要なことは、私がいつもお伝えしている添加物間の相互作用です。添加物が複数になると、単体では起こり得なかった反応が起こりますが、それは私たちの脳や人間が作ったコンピュータ(AI)ごときでは正確に予想することはできません。

この論文でもこの根本的問題について、少し言及しています。高齢者のようにたくさんの薬を常用している場合や不健全な健康志向のメガサプリメント常用の場合は、特に危険です。

食品において加工品は注意するのに、医薬品やサプリメントという“超”加工品には注意が向かないというアンバランスを是正しないと真の生命力は回復できません。

薬やサプリの大半を占める添加物は少量だから大丈夫という主張は、まったくのフェイクだということです。

みなさんが常用している医薬品やサプリメントがあれば、是非成分分析を調べてみて頂きたいと思います(^_−)−☆。

 

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