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『子供も感染源になるというフェイクサイエンス』

現在ワクチンについてスライドをまとめていますが、量が膨大すぎて今月のワクチン講義(8月22日公開)までに間に合うかどうか・・・・・💦

最近、各国で新型コロナのワクチン強制接種のレースが繰り広げられています。デンマークが強制接種するという方針を発表すれば、ロシアが10月には施行するというニュースも出ています(プーチンの正体もこれで分かりますね)。フィリピンも強制接種の方針のようです。日本もゲイツ財団の意向を受けたある団体が準備に余念がありません。

さて、今回の新型コロナに関しては、子供や若年者はほとんど罹らないことをお伝えしてきました。

これはゲイツたちテクノクラットたちには、非常に都合が悪いエビデンスです。

なぜでしょうか?

子供や若年者が感染せず、かつ感染源になるというエビデンスがない場合、子供たちには新型コロナウイルスワクチン接種を強要することができなくなるからです。

そこでまたしてもフェイクサイエンスの登場です(^_−)−☆。

生後1ヶ月〜65歳までの145人の鼻咽頭ぬがい液から採取した検体をPCRにかけて、陽性だったものを検討しただけの研究です(JAMA Pediatr. Published online July 30, 2020)。

5歳以下、5〜17歳、18~65歳の3つのグループに分けて、ウイルス量(viral load)を調べたといいます。

本当にウイルス量を調べられるのでしょうか?

ウイルス量と聞くと、素人でも「血液中に循環しているウイルス粒子の量」を思い浮かべるはずです。

しかし、ウイルス量を測定するのに、この研究が用いたのは、PCR検査のみ。

 

どのようなPCRキットを使用したのかを調べると・・・・

アボット社の[Abbott RealTime SARS-CoV-2 assay]というものでした。

このキットの説明書にも書いているとおり、ウイルスがあるかないかを調べるもの(Qualitative detection)であって、決してウイルス量(Quantitative detection)を測定できるものではありません(https://www.molecular.abbott/us/en/products/infectious-disease/RealTime-SARS-CoV-2-Assay)。

PCRでは基本的にウイルス量は調べられません。

これは当然です。

PCRは遺伝子の断片の数を増幅する機械であって、ウイルス粒子そのものを検出しているものではありません。

そこで、この研究は一捻りして、過去記事でもお伝えしたPCRの増幅サイクル数(Amplification Cycle Threshold (CT) Values)に着目しています。

5歳以下の子供は、5〜17歳および成人の18~65歳のグループよりも、有意にPCRのサイクル数が少なくて陽性になったとしています(グラフだけを見ると、ほとんど変わらないように見える)。

これだけをもって、5歳以下の子供は、成人よりも無症状でもウイルス量が多いという結論まで飛躍しています・・・・・・

OMG!

PCRで増幅する遺伝子の断片とウイルス粒子の量とは関係ないという基本的なサイエンスが“意図的”(おそらく(^_−)−☆)に無視されています。

さらに過去記事でもお伝えしたように、PCR陽性と感染性との間にも関係性がありません。

このようにフェイクにフェイクを重ねて、どうしても全人口にワクチン強制接種をしたい意図がありありと見えます。

ちなみに、この論文の資金提供者は、あのアンソニー・ファウチが所長を務める国立アレルギー感染病研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases)です。

しかも、研究者たちは、メルク、ロッシュ、アストロゼネカ、アステラス、アボット社などのそうそうたるビッグファーマかつワクチンメーカーから助成金をもらっていることが開示されています。

これで5歳以下の子供や若者がワクチンを強制される根拠が完全に崩れましたね(^_−)−☆。

リアルサイエンスはすべてお見通しなのです(^_−)−☆。

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