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『バイアスのないデータで見る新型コロナ感染症』

先日、カナダの独立機関の研究者の非常に素晴らしい研究論文を読みましたので、ご紹介したいと思います。

この論文は、いわゆる医学雑誌に掲載されたものではありませんが、いまやその方が質の高いものが出ています。

昔は、一流医学雑誌に査読されていないと意味がないという風潮でしたが、その一流医学雑誌の凋落ぶり(権力者のすり寄り)が著しくなった現在では、このような独立機関の調査は重要な意味を持つようになってきているのです。

これもこの人類の歴史で2,000年以上もフェイクをやってきたツケといえるでしょう。

それでは早速その論文の要旨をお伝えします(『All-cause mortality during COVID-19: No plague and a likely signature of mass homicide by government response、2 June 2020』Denis G. Rancourt, PhD)。

まず、今回の新型コロナだけでなく、他の感染症でも、感染者や感染関連死亡というのは、バイアス(observational or reporting bias)が入るので正確なデータではないという指摘は、まさに私が今までお伝えしてきた重要な点です。

これは、政治的な介入などによって、感染者数や感染関連死亡数が変化することを意味しています。

 

たとえば、PCR検査を健康人にまで拡大することによって、感染者数が増えます。

さらには、病院に新型コロナと診断したり、それに関連する死亡(不適切な人工呼吸器使用や抗ウイルス剤などで徐々に死亡させていく)にすると診療報酬が入ったりというインセンティヴなどがそのバイアスにあたります。

先日もフロリダで、バイク事故で亡くなった男性を新型コロナウイルス感染症関連死にカウントしていたことが暴露されたばかりです。

つまり、現在の権威筋がレポートする感染者数や感染関連死亡者数は信頼できないデータなのです。

このようなバイアス(偏見)が入らないデータとしては、すべての原因による死亡数(All-cause mortality)を見よということを提案しています。

心筋梗塞、癌あるいは感染症などによる死など、この死因の区分けは医師の裁量によるところが大きいです(過去記事でもお伝えしたように、病院の死亡診断書は信頼のおけるデータではない)。

ただ、死亡者数というのは、その中で最もバイアスが入りにくいものです。

過去記事でも、ロックダウン以降に死亡者数がスパイクしたことをお伝えしました。

感染者数はPCRや抗体検査で操作できますが、総死亡数は操作しにくいデータです(そのうち、この指摘に気づいた御用学者たちは、総死亡数までも操作するようになるでしょう(^_−)−☆)。

著者はその総死亡数に焦点をあてて、各国のデータを洗い直しました。

その結果、WHOがパンデミック宣言した直後に、各国で示し合わせたかのように、総死亡数(全ての原因)がスパイクしていたのです。

それも4週間ほどの短い期間だけ、死亡者数が劇的に増加して、減少していきました(グラフを見ると、明らかに“不自然”であることが分かります)。

通常、今回のデータを調べた北半球では、冬場に死亡者数のピークを迎えます。

しかし、今回は冬がすぎて、春に、しかも例年と違って、非常に短い期間だけピークを迎えているのです。これはあまりにも不自然です。

たとえ冬場の感染症が死亡の大きな原因であったとしても(実際の冬場の死亡の大きな原因は、癌、心筋梗塞(^_−)−)2020年だけは、春〜夏に感染症が流行するということはあり得ません(たとえウイルスが存在すると仮定しても)。

同じコロナウイルスであるサーズ(SARS)やマーズ(MARS)、さらには他のインフルエンザウイルス感染などの感染症は、すべて冬場に感染関連死亡のピークを迎えています。

ということは、パンデミック宣言のあと、何か人工的な操作が入ったと考えざるを得ません。

その人工的操作とは・・・・・

これは、私が今まであまりお伝えしてこなかったことですが、パンデミック宣言の後、米国では、いわゆる老人ホームや緩和ケア(nursing homes and assisted living facilitie)などで大量の死亡者が出たことが、複数のニュースで伝えられています。

この中で論文になっているのは、人工呼吸器をつけた人がパンデミック宣言の後に大量に死亡したことですが(JAMA. 2020;323(20):2052-2059)、実際は体調の悪い高齢者や病人を“見殺し”にしたということがその真相でした。

人為的な死亡増なので、短期間で死亡者数は低下するのです(スパイク)。

これらの事実をこの研究論文では、信頼できるデータを基に証明しています。

いま、一流医学雑誌は、信頼の置けないデータを都合よく解釈しているバイアスだらけの論文で埋め尽くされています。

このような独立機関の研究者が発表した研究論文は、権威筋(とそれに追随する大衆)から“フェイク”と断定されて無視を決め込むでしょうが、データは雄弁に真実を物語っているのです(^_−)−☆。

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