私の小中学校の給食に、コッペパンと一緒にマーマレード(marmalade)のジャムがよくでていた記憶があります。
給食のジャムはあまり好きではありませんでしたが、慣れというのは怖いものです。
次第に味に慣れて、ジャムをつけて食べる習慣ができていました・・・・
今から考えると、果糖ブドウ糖液糖(HFCS)など危険な添加物てんこ盛りの加工食品でした。
しかし、本来のマーマレードは様々な健康効果を持つ自然の恵みを利用したものです。
マーマーレードにはどのような効果があるのでしょうか?
それはマーマーレードに含まれる柑橘類の皮に秘密があります(^_−)−☆。
柑橘類の皮には、リモネン(D-limonene)というモノテルペン系のオイルが含まれます。
レモンやみかんの香りの成分でもあります。
リモネンに抗腫瘍効果や創傷治癒促進効果があることが報告されています(Adv Exp Med Biol. 1996;401:131-6)(Antiinflamm Antiallergy Agents Med Chem. 2014 Mar;13(1):29-35)。
このようなリモネンの効果はどこからくるのでしょうか?
リモネンには、糖やLDL-コレステロールと同じく強い抗ストレス効果があります。
具体的には、ストレスホルモンであるコルチゾール、セロトニン、ノルアドレナリンなどを抑制して、へルシネスホルモン(健康の場を創る)であるドーパミン濃度を高めることが報告されています(Rejuvenation Research.Apr 2014.145-149)。
今回の新型コロナウイルス感染症においても、過去記事でお伝えしたように、セロトニン、コルチゾールあるいはノルアドレナリンは、強い免疫抑制をもたらして、感染症という病態を悪化させます。
本来のマーマレイードはこのリモネン、ビタミンやミネラルなどアントラージ効果(全体の効果)によって、万病の根本原因であるストレスを軽減して、感染症への効果だけでなく様々な健康効果をもたらすのです(^_−)−☆。