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『膵臓がんのリスクは果物で減少、野菜と大豆で増加!』

膵臓も肝臓と同じく沈黙の臓器とも呼ばれ、がんが分かった頃には、かなり進行しているケースが大半です。

このようながんの発生と食べ物に強い関係があることを、原始人食を提唱して以降、様々な形でお伝えしてきました(原始人食アップデート版)。

日本の17年間に及ぶ長期の疫学的調査で、膵臓がんのリスクは果物で減少、野菜で増加することが2019年に発表されました(Int J Cancer. 2019 Apr 15;144(8):1858-1866)。

野菜の危険性については過去記事でもお伝えしてきました。

特に生野菜は、私たちがうまく消化できずに小腸のバクテリアを増殖させるために、慢性病の温床となります。

さらに同じ疫学的調査によって、膵臓がんのリスクは大豆製品の摂取によって増加することが報告されました(Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2020 Jun;29(6):1214-1221)。

大豆製品には、豆腐、豆乳などの非発酵物だけでなく、味噌や納豆などの発酵物も含まれます。

これらの疫学的調査はあくまでも相関関係しか提示できませんが、過去の動物実験などの基礎研究の結果と一致しています。

原始人食(アップデートされています)の内容とぴったり一致しています。

今回の大豆に関しては、大豆に含まれる毒性物質の一つ「トリプシン阻害剤」の影響ではないかと研究者たちが推測しています。

いやいや・・・・

もちろん、大豆製品に含まれる「トリプシン阻害剤」によって、タンパク質を消化・吸収できなくなることによる悪影響を与えるのは間違いありません。

しかし、大豆に含まれる主な毒性物質は、プーファです。

そして、大豆そのものがエストロゲン作用物質です。

大豆のエストロゲンは、医薬品の合成エストロゲンより作用が強いことを基礎医学でもお伝えしています(大豆など種子は毒性物質のデパートなのです(^_−)−☆)。

慢性病の根本原因であるプーファとエストロゲン。

野菜(とくにアブラナ科)や大豆にプーファとエストロゲン様物質が豊富に含まれている・・・・・・・・

日本人の戦後に作られたイメージである“和食”に欠かせない野菜と大豆(誰がどのような背景でこのようなイメージを創設したのか調べてみましょう(^_−)−☆)。

この呪縛から逃れられない日本人が心身の健康状態を悪化させているのは、個人の選択(宗教)で何も問題ありません。個人の自由です。

ただ、個人の信念を他人に押し付けること(宗教〜テクノクラシー)だけは、やってはならないことです。

しかし、心身の不健康度が増すほど、これをやってしまうのですね(これもリアルサイエンスです)。

私たちは、この疫学的調査や基礎研究が示しているように、しっかりと果物、ハチミツやショ糖などの良質の糖質を摂取して心身の健全をキープしていきましょう(^_−)−☆。

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