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『マスクなしでも大半は感染源にならない理由』

徐々に新型コロナウイルス感染症(covid-19)に対する規制が厳しくなり、マスクなしではバスやスーパーさえも入ることができなくなりました。

今まではマスクをして歩いている人が目立ちましたが、現在ではマスクをしないで歩いている人の方が目立つ様になっています。

まさに、深い催眠術をかけられたマトリックスの世界・・・・・

今回の新型コロナウイルス感染症(covid-19)において、マスクの有用性が説かれていますが、本当でしょうか?

新型コロナウイルス(SARS-COV-2)も咳、クシャミによる痰の様な飛沫(droplet >5 μm)感染と呼ばれる形態が主流を占めるため、social distanceと言って、最低1m以上離れる様に勧告されています(飛沫は1m以上飛ばない)。

しかし、新型コロナウイルス(SARS-COV-2)を含め微生物は、大気汚染物質などに付着したり、人の口からもエアロゾル(aerosols ≤5 μm)として大気中を漂うことも報告されています(Aerosol Science and TechnologyPublished online: 03 Apr 2020)(Scientific Reports volume 9, Article number: 2348 (2019))(Proc Natl Acad Sci U S A. 2018 Jan 30; 115(5): 1081–1086)(PLoS Pathog. 2013 Mar; 9(3): e1003205)。

声を大きくして話すほど、エアロゾルは増える様です・・・・・・・・

エアロゾルであれば、最低1m離れて歩くというのは、ナンセンスということになります(^_−)−☆。

エアロゾルを防ぐという意味では、離れて歩くことよりマスク装着の方が、意味があるということになりますね(人間の通常の交流はできなくなりますが・・・・・)。

さて、ウイルス感染における小規模のマスクの効果を調査した研究が報告されています(Nature Medicine 03 April 2020)。

すでに症状を呈している人が、マスク装着によって飛沫およびエアロゾル中のコロナウイルス、インフルエンザウイルスの数を減少させる効果がありました。

その一方で、一般の風邪ウイルスであるライノウイルスに関しては、マスク装着でもマスクなしでも、飛沫およびエアロゾル中のウイルスはあまり変化がありませんでした。

私がこの研究で驚いたのは、コロナウイルス、インフルエンザウイルスの両方とも、マスクをしなくても、過半数の症状を呈している人の飛沫およびエアロゾル中にウイルスが検出されなかったことです。

マスクをすれば、飛沫やエアロゾルに含まれるウイルスを減少させることができるかも知れませんが、マスクをしなくても症状を持っている過半数の人の飛沫やエアロゾルに暴露してもウイルスなる粒子は感染しないということになります。

しかも、この研究では検出されたコロナウイルス、ライノウイルスに関しては、実際に他人に感染するかは検証していないということでした。

ウイルスなる粒子を含む飛沫やエアロゾルに暴露しても、それに感染するかどうかはまた別の問題なのです(実際はこちらの方が大切!)。

実際に1918年のスペイン風邪の時に、症状のある人の喀痰を健康人に注射したり、飲み込ませたりした臨床実験では、全く感染しなかったことが報告されています(リンク先が消えてなくなっています・・・・・)。

マスクが必要とされるのは、免疫抑制状態で症状のある人が、免疫抑制状態の人(高齢者、糖尿病などの慢性病、オメガ3や免疫抑制剤使用者など)に接するときになるでしょう。

そもそもその様な免疫抑制状態の人が外を彷徨くことはないので、実際は外出できるような人にマスクは必要がないということなのです。

またマスクに使用される化学合成物質の詳細な開示もないため、私はこちらの方がむしろ心配なくらいです(私は布マスクです(^_−)−☆)。

つまり、リアルサイエンスの見地からは、健康人であればマスク、マスクと神経質になる必要は全くないのです(^_−)−☆。

 

 

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