現代医学でのフェイクの刷り込みは枚挙に暇がありませんが、ワクチンの歴史についても洗脳が行き届いています。
私が20年近く前に上梓した『患者見殺し・医療改革のペテン』で地元の保険協会の医師会に講演を依頼されました。
講演後の食事会で、「感染症に対して効果があったのは、ワクチンを始めとした感染症治療ではなく、衛生や栄養の向上によるもの」と当時の医師会長に伝えたところ、烈火のごとく猛反発されて、激論になりました(それ以降は講演に呼ばれることはなくなりました・・・・)。
私はリアルサイエンスを伝えているだけでしたが、洗脳とは怖いものだとそのときに改めて自覚したことを今でも覚えています。
それ以降の私の人生も、この洗脳(負のスパイラル、エニアグラムの不健全)にどっぷりと浸かっている大半の人たち(専門家も含む)の無自覚な悪辣さとのせめぎ合いになっている気がします。
さて、1900年初頭でも依然猛威を振るっていた感染症。
例えば、百日咳(whooping cough)。
百日咳に対して、三種混合DTPワクチンが1940年代後半に導入されましたが、そのときにはすでにピークだったときの92%も死亡率が低下した後でした(Historical Statistics of the United States Colonial Times to 1970 Part 1, Bureau of the Census, 1975, pp. 77)。
ワクチンの導入後は、12~30%近くは成人(思春期も含む)が感染するようになっています(Pediatric Infectious Disease Journal, vol. 24, no. 5, May 2005, p. S44)。
麻疹(はしか)についても同様のことが言えます。
麻疹のワクチンが登場する1963年までに、ほぼゼロに近いほど劇的に死亡率が低下しています(Vital Statistics of the United States 1963, Vol. II—Mortality, Part A, pp. 1–18, 1–19, 1–21)。
この様に、感染症による死亡率は、すでにワクチンが導入される前に激減していました。
感染症による死亡が1950年までに大幅に減少したのは、栄養や衛生といった生活のインフラの構築、向上によるもので、決してワクチン(1950年以降に導入)によるものではありません。
むしろ1963年以降に麻疹の不活性ワクチンを接種した子供に、肺炎、高熱や脳症が引き起こされたことが問題になりました(Journal of the American Medical Association, vol. 202, no. 12, December 18, 1967, p. 1080)。
このワクチンの中には、現在のワクチンでも使用されている“アジュバンド”と言う毒物(アルミ、ホルムアルデヒド)が入っていました(特にアルミは5Gと反応する危険な金属です)。
ワクチンの原理は、接種によって体内で作られた抗体が、微生物を殺傷するミサイルという“幻想”に基づいています。
しかし、抗体を産生できない状態(agamma-globulinemia)の子供でも、麻疹に罹った後に、普通にフルリカバリーすることが分かっています(The Lancet, September 14, 1968, p. 611)(Proceedings Royal Society of Medicine, vol. 67, November 1974, p. 1120)。
つまり、抗体が産生することが、感染症を予防・治癒させることではないと言うことです。
それでは、わざわざ危険を犯してまで毒入りの微生物の一部を接種して抗体を作る意味がないですよね。
ワクチンそのものの原理がフェイクサイエンスだったのです(^_−)−☆。
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