新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的なアジテーションが続いています。
これも数十年後(生きていればの話ですが・・・)に振り返れば、一般の人でも「いったい、あれは何だったのか?」あるいは「あれが人類史の分岐点だった」と思い返せる事態になると思います。
さて、私は、現代医学やポップカルチャーで言われている様な“感染症”は存在しないと常々お伝えしてきました。
感染症と呼んでいる状態は、あくまでも私たちの糖のエネルギー代謝の低下(=免疫抑制)の結果でしかありません。
したがって、私たち側の糖のエネルギー代謝を高める(=形態形成維持を回す)ことが感染症の根本治療になります。
その中でも、普段の食事内容は非常に重要です。
原始人食(アップデート版)では、「何を食べるか(what do you eat?)」に重点を置いてお伝えしています。
カロリーではなく、食材の質そのものが重要だということです。
そして、「どのように食べるのか(How do you eat?)」も、とりわけ糖尿病なの慢性病の方にとっては重要になります。
「どのように食べるのか」というのは、食事のマナーのことではありません(^_−)−☆。
簡潔にいうと、三大栄養素を食べる順番(meal sequence)があるということです。
最新の研究でも、タンパク質や脂質を先に食べてから、炭水化物を摂取すると糖尿病の人でも血糖コントロールが良くなることが証明されています(Front Endocrinol (Lausanne). 2019; 10: 144)(Diabetologia. 2016; 59: 453–461)。
この食べ方では、胃の中でより長く食べ物が攪拌されて、消化管から放出される血液中の糖を細胞内に入れる働きをするホルモン(インクレチン)の分泌をアップさせる様です(インクレチン(incretin)は、膵臓のβ細胞を刺激して、血糖値依存的にインスリン分泌を促進する消化管ホルモン。グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(glucose-dependent insulinotropic polypeptide:GIP)とグルカゴン様ペプチド-1 (glucagon-like peptide-1:GLP-1)の2つがある)。
これらの複合作用で、血液中の糖をしっかりと細胞内に入れることができるのです。
もちろん、ここでプーファがあると、細胞内に糖が入ることができなくなります。
日本の懐石料理、西洋のコース料理でも最後に炭水化物を摂取する順番になっていますよね。
食べる物の質(プーファ、エストロゲンフリー)と同時に食べ方(carbohydrate-last meal patterns)も意識すると、より皆さんの糖のエネルギー代謝は高まることは間違いないでしょう(^-^)。