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『乳化剤と脳卒中の関係』

 

あらゆる加工食品に入れ込まれている添加物に「乳化剤」なるものがあります。

食品だけでなく、ソープ、化粧品などのパーソナルケア商品、医薬品、ワクチンなど
にも広く利用されています。

 

本来なら分離する油と水を混ぜる作用をします。

マクドナルド、サブウェイ、バーガーキングなどの悪名高いファストフードが20年間放置しても腐敗しない理由として、この乳化剤が高濃度入っていることが大きな要因と考えられています。

さて、最新の研究で、一般に広く使用されている乳化剤が、脳卒中の原因になっていることが報告されました(Sci Transl Med. 2019 Nov 27;11(520). pii: eaaw3521)。

今回、調査対象となった乳化剤は、ワクチンにも含まれているポリソルベート80(Polysorbate 80 (P80))。

この乳化剤がリーキーガットを引き起こしますが、それによってエンドトキシン(内毒素)が全身に循環して炎症を引き起こします。

脳の静脈にも炎症を引き起こし、海綿状脳血管腫(Cerebral Cavernous Malformation)を形成します。

脳神経外科領域では、この血管奇形の発生は原因不明であるとされていますが、脳内出血やけいれん発作を引き起こすことが知られています。

先天性(遺伝性)とされている脳血管の奇形も、実は現代社会が作ったものだったのです。

もちろん、乳化剤以外でもピルや消化の悪い食物繊維(豆類、全粒粉穀物など)などのリーキーガットを引き起こすものも、脳血管奇形の原因となり得ます。

今まで原因不明とされた難病も、糖のエネルギー代謝との関連で見るとクリアーカットになっていきますね(^_−)−☆。

 

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