『食事を減らして運動すれば痩せるのか?』

私が大学院時代の時は、極度のストレスでお腹がポッコリ出ていたことがあります。

しかし、若いこともあって、ストレスがある程度コントロールできるようになると、お腹はスーッと凹みました。

驚いたのは、50歳を超えてからです。

 

プーファ・フリーにして、ちょっと運動して睡眠をしっかりとれば、すぐに出ているお腹も凹むだろうとタカをくくっていると・・・・

これがなかなか若い時のように凹みません・・・・・・(^_−)−☆。

ストレスの負荷は総合的にはここ数年それほど変化はないので、これは明らかに糖の代謝が低下しているサインですね•・・・・・😭

糖のエネルギー代謝を低下させる原因を全て潰していくしかありません。。。。。。

さて、拙著の読者の皆さんならご存知のように、肥満は糖尿病などのメタボだけでなく、がんのリスクを高めます。

ここ数十年〜百年ほどの間、現代医学と栄養学は、肥満の予防には「食を減らして、よく動くこと(eat less and move more)」をマントラのように唱えてきました。

最新の米国の疫学的調査でも、この戦略で持っても肥満率が上昇する一方であることが報告されました(JAMA Netw Open. 2019 Nov 1;2(11):e1915219)。

・食事を減らす

・運動量を増やす

・水分摂取量を増やす

・野菜、フルーツ、サラダの摂取量を増やす

・砂糖、スイーツ摂取量を減らす・・・・

これらの方法によっても肥満率は改善するどころか、増加したのです。

 

これらの方法といっても、フルーツ摂取量を増やす以外は全てNGですが・・・・・・

私も偉そうなことは言えません。

私は職業柄、過去の過剰の放射線被曝とオメガ3の長期摂取が現在の糖のエネルギー代謝に響いていると考えています。

やはり、今までの蓄積がこの中年以降の糖のエネルギー代謝の差になって出てくることを実感しています。

しかし、私たちは幾つになっても、挽回は可能です(^_−)−☆。

「食を減らして、よく動くこと(eat less and move more)」は、逆に糖のエネルギー代謝を低下させます。

よく動くなら、よく食べること(ただし食の内容は重要です)。

成長期の若者はよく食べますが、決して肥満になることはありません(しかし、現代食では子供の時から肥満になる率が高い)。

これは若い人の方が糖のエネルギー代謝が高いからです。

肥満解消には、糖のエネルギー代謝を高めることにつきます。

関連記事

  1. 『ワクチンやラボ肉は何から作られているのか?〜俯瞰シリーズ』

  2. 『オメガ3は必須脂肪酸ではない(その3)〜オメガ3神話をやめると病は治…

  3. 『糞便の経口摂取は有効か?』

  4. 『福島の放射能汚染水は未解決』

  5. 『ブースター・ショットは8ヶ月後』

  6. 『自己増殖型レプリコンワクチンについて〜リアルサイエンスシリーズ』

  7. 『アスリートにはなぜ遺伝子ワクチンが危険なのか?』

  8. 『バーコードのシールにご留意を〜リアルサイエンスシリーズ』