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『汗を止めると発がんする?』

男の身だしなみ、あるいは化粧品といったマーケティングで、体臭を消す様々な商品が売られています。

私は、そのコーナーに近づいたことさえありません・・・・・

中年にもなると、加齢臭がするため夏場では特に汗の臭いをごまかすデオドラントや汗の産生そのものを抑える制汗剤、発汗抑制剤(antiperspirant)が使用されています。

特にアポクリン腺と呼ばれる汗腺からは、拙著『プーファフリーで あなたはよみがえる』に詳述したように、体内のプーファの排出がなされます。

アポクリン腺(apocrine sweat glands)はストレスによって起こる発汗(emotional/stress sweat)で、エクリン腺(eccrine sweat glands)の温度が上昇した時の発汗(thermal sweat)です。

いわゆる冷や汗や脂汗というのは、アポクリン腺からの発汗ですね。

特に脇は、アポクリン腺が多い箇所です。

アポクリン腺はストレスによって起こる発汗ですから、当然リポリシスやプロテオリシス(脂肪およびタンパク分解)で放出される遊離脂肪酸やアミノ酸が汗となって一部放出されます。

アポクリン腺から放出されたプーファ(現代人の遊離脂肪酸)の一部は、ノネナール(2-nonenal)などのアルデヒド(過酸化脂質)となり、刺激臭、ワキガの臭いの原因となります。

このアポクリン腺はアジア人より、白人や黒人(この表現もPCにに引っかかる)に多いと言われています。

そのせいなのかも知れませんが、インド系の黒人や欧米の白人とジムやシャワールームで一緒にいると、腋に大量に散布されるデオドラントや制汗剤のスプレーを吸い込んで気分が本当に悪くなります・・・・😭。

さて、デオドラントの恐ろしい成分(エストロゲン様物質)もさることながら、制汗剤なるものも非常に恐ろしい結果を招きます。

制汗剤には、アルミニウムが入っています。

アルミニウムには、発ガン作用(乳がん、前立腺がん)が認められています(Crit Rev Toxicol. 2012 May; 42(5):358-442)。

さらにアルミニウムが骨に蓄積すると骨粗しょう症を引き起こします(Crit Rev Toxicol. 2012 May; 42(5):358-442)。

さらに、アルミの制汗剤はアポクリン腺を詰まらせてしまいます。

アポクリン腺からは、エストロゲン、アンドロジェンといったステロイドが放出されます(コルチゾールも放出される)。

そして、皮膚や毛根には、アロマテースとよばれるアンドロジェンとエストロゲンに変換する酵素もあります。

そのアポクリン腺が詰まると・・・・・

エストロゲン(アンドロジェンからアロマテースで変換されたものも含む)が皮膚から血液へバックフローするのです。

これはちょうどエストロゲンクリームを経皮吸収させたことと同じになります。

つまり、アポクリン腺を詰まらせたことでも、血液中のエストロゲン濃度が高くなるのです。

制汗剤は、アルミニウムそのものの作用および、エストロゲンのバックフローによって、乳がん、前立腺がんを引き起こすのです(Med Hypotheses. 2009 Jun;72(6):665-74)。

ちなみにアポクリン腺は、フェロモン発生源でもあります。そのフェロモンは、アンドロジェンをバクテリアが代謝したものです。

制汗剤では、ガンになるだけでなく、フェロモンもなくなるということですね(^_−)−☆。

 

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