みなさんは、胃がもたれたり、胃がきりきりするとすぐに薬局で胃薬を買って飲んでいないでしょうか?
いまや処方なしで薬局やドラッグストアーで買える胃薬。
ドラッグストアーでは、胸やけ(逆流性食道炎)にも勧めていますね。
これにも以前お伝えした大きな落とし穴が待ち構えていました。
多国籍大手製薬会社「グラスコスミスクライン(GlaxoSmithKline Plc)」のオリジナルブランドである胃薬のザンタック(Zantac)(一般名:ranitidine)。
このジェネリックバージョンが世界各国で販売されていますが、この度、世界同時にリコールの騒ぎがありました。
みなさん、ご存知だったでしょうか?
以前降圧剤で許容量を超えて添加されていた「発がん物質(N-nitrosodimethylamine, NDMA )」がこの胃薬にも許容量を超えて添加されていることが発覚しました。
今回は、この胃薬のジェネリックはインドの2つの会社で製造していたものだったようです(降圧剤のときは、中国とインドでした(^-^))。
みなさんのお手元にこの胃薬はないでしょうか?
降圧剤のときもそうでしたが、ジェネリックだけでなくオリジナルももはやインドや中国で製造しています。
病院やクリニックでは、この注射剤タイプもあります。
発がん物質のダイレクトの注射です・・・・・・・(-_-;)
このような危険は、昨年の降圧剤の問題のときから、大手製薬会社は薄々気づいているはずです(最初から知っていた可能性もありますが・・・・・)。
今回は世界的にマーケット規模が大きい胃薬の問題がようやく表面化しましたが、賢明なみなさんはもうお分かりですよね。
そうです。
ほとんどの医薬品やドラッグストアーで販売されているものに、この危険性があるということです。
これを欧米や日本の規制当局(FDA, EMA,厚生省)は野放しにしているということです(回転ドアだから当たり前(^^♪)。
いつもお伝えしているように医薬品は加工品の最たるものですから、当然の結果といえるでしょう。
そして、添加物、いや”アジュバント”と言った方がよいでしょう。
これらの複数のアジュバントが引き起こす化学反応や相互作用は、予測不可能な恐ろしいものなのです。
これは、戦争、パンデミックや地震・台風などの人工災害(shock doctrine)を引き起こした場合、計画した自分たちの足元も危なくなることとまったく同じ。
いくらコンピュータシュミレーションを行っても、予測不可能かつ制御不可能な事態を招くことに一部の権力者たちもようやく気付き始めています。
ワクチンや医薬品だけでなく、加工食品もこれをまったく同じです。
数十種類のアジュバント(添加物というような生易しいものではない(^^♪)を混ぜこんだ物質は、実際はどのような物質に変化して、どのような作用を中長期的に引き起こすかなんて、誰も確かめもしてなければ、予測も不可能なのです。