私の学生時代は、いわゆる受験戦争花盛りで、長時間の勉強を強いられました。
私も一番勉強したのが中学3年生のときでした。
当時を思い返すと、本当に劣悪な環境でよくやっていました・・・・
若いときは、プーファの蓄積もまだ少ないため、なんとか無理がまだ効くのですね(^_-)-☆。
しかし・・・・・
極端に視力が低下したのは、この時でした。
当時はPCなどはなく、ただ参考書や本と長時間取り組んでいただけでした。
なぜ視力が低下(極度の近視)になったのでしょうか?
今回、その謎を解く研究が報告されていました。
蛍光灯に含まれるブルーライト(青色光)が、ダイレクトに網膜にダメージを与えて、視力を低下させるのです(Sci Rep. 2018 Jul 5;8(1):10207)。
具体的には、網膜に老人斑(リポファッシン、lipofuscin)を形成することで、網膜細胞の糖のエネルギー代謝をブロックします。
網膜には、DHAという最も酸化しやすいプーファが含まれています。
そのために、容易にブルーライトでアルデヒドを形成し、組織障害を引き起こすのです。
網膜のDHAの含量の少ない人ほど、視力低下の程度は緩やかになります。
長時間のデスクワークで、蛍光灯の下にいること。
これが現代の原因不明とされる失明(黄斑変性症)の引き金になっていることが、今回の研究でも明らかになりました(^_-)-☆。