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『ポリフェノールはなぜがんを増大させるのか?』

 

さきほど、日本で最初の『ハチミツの真実』セミナーを無事に終えることができました。

たくさんの方にご来場頂き、深く感謝いたします。

ありがとうございました(^_-)-☆。

さて、みなさんは、ポリフェノールやフラボノイドといった抗酸化物質がアンチエイジングやガンに効果があるといった記事をよく見かけないでしょうか?

前回、ペトリ皿の実験結果と実際の人体での作用は違うというお話をお伝えしました。

基礎医学研究では、これらのポリフェノールは、体内でもあるタンパク質を誘導して抗酸化物質を増やすとしています。

このタンパク質のことを「転写因子Nrf2」といいます。

「転写因子Nrf2」は、たしかに細胞内でグルタチオンなどの抗酸化物質を増やします。

果たしてこれは良いことなのでしょうか?

最新の研究で、「転写因子Nrf2」によって、ヒトの肺がんの転移が促進することが報告されました(Cell. 2019 Jul 11;178(2):316-329.e18)。

この論文でもその説明が遺伝子レベルの説明に終始していますが・・・・

ガンの細胞内では、抗酸化(アルカリ化)状態、つまり還元状態になっています。

この状態で、ポリフェノール、フラボノイドなどによって「転写因子Nrf2」が誘導されると、がん細胞が益々”還元状態”、つまりアルカリ化していきます。

今日の講義を受講して頂いた方は、復習にもなりますね(^_-)-☆。

これはがん細胞にとっても、生存にとてもシビアな環境になるので、分裂を繰り返すのです。

生命体は厳しい環境にあると、臓器の成長を犠牲にして早熟します(早発月経etc.)。

これと同じことが細胞レベルに起こる現象が過剰な細胞分裂=ガンなのです(^^♪。

「抗酸化作用」という現象は、実際の私たちの体の中で何を引き起こしているのかを見直すときが来たのではないでしょうか(^_-)-☆。

 

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