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『漢方薬やゴーヤは糖尿病に効果があるのか?』

(ゴーヤの苦み成分は、ベルベリン以外のファイトケミカルであるというご指摘をパレオ協会会員様からご指摘頂きました。その後、確かに調べなおすとたくさんのファイトケミカルが苦みの原因になっていることが分かりました。以下に文章を訂正いたします。)

 

 

沖縄の風土料理の一つに「ゴーヤチャンプル」がありますね。

 

 

 

私は、ゴーヤやニガウリ(bitter melon)の苦みが苦手で、食べるのに苦労しました・・・・・(;^_^A

 

 

 

よくナチュロパシー(naturopathy)の間で、自然の植物から抽出した物質を健康増進目的で勧められるものがあります。

 

 

 

その一つに、キハダ(ミカン科)やオウレン(キンポウゲ科)などの植物に含まれるファイトケミカルで、黄柏(オウバク),オウレン(黄連)といった漢方薬の苦み成分となっている「ベルベリン(berberine)」があります。

 

 

「ベルベリン(berberine)」は、糖尿病の治療や抗ガン作用があると謳われているのですが・・・・

 

 

 

 

 

 

さて、ベルベリンは本当にこのような効能があるのでしょうか?

 

 

 

 

ベルベリンは糖のエネルギー代謝をブロックすることが報告されています(EBioMedicine. 2018 Aug;34:243-255)(Endocr J. 2018 Apr 26;65(4):469-477)。

 

 

 

しかも、肝臓での糖新生もブロックしてしまいます。

 

 

 

 

糖新生は、特に脳や赤血球など糖依存の組織に必要不可欠な仕組みです。

 

 

 

低血糖になれば、脳は短期間のうちに深刻なダメージを受けるからです。

 

 

 

さらに、ベルベリンは、脂肪のエネルギー代謝を促進させます(Med Sci Monit. 2018 Mar 12;24:1484-1492)。このことによっても、ますます糖のエネルギー代謝が止まります。

 

 

 

OMG!

 

 

 

糖尿病の治療薬でかつ抗ガン作用が謳われている・・・・・

 

 

 

私はこの時点でピンと来ました。

 

 

 

そうです。

 

 

 

ベルベリンは、あの「メトホルミン」(癌の転移を促進する)と同じ作用を持っているのですね。

 

 

 

 

実際に、ベルベリンは「アジアン・メトホルミン」と呼ばれています(^^♪。

 

 

 

同じくゴーヤの苦み成分である種々のファイトケミカルも糖尿病に効果があると謳われています。

 

これらの植物のの苦み成分は、ファイトケミカル(植物性アルカロイド)です。この成分だけを抽出すると他のポリフェノールと同じく、がんや糖尿病を作ることになるのです(^^♪。

 

 

「ポリフェノールたっぷりの●●●」

「血糖降下作用が高い●●●」

「抗酸化作用が高い●●●」

「抗菌作用が高い●●●」

「抗がん作用が高い●●●」

 

こういった言葉に一般の人だけでなく、専門家でさえ騙されています(知ろうとしないだけですが・・・・・)。

 

 

現代医学が謳うハチミツの効果も、これにスッポリ当てはまります(^^♪。

 

 

 

これらは同じ穴のむじなで、謳っていることの正反対のことが生体内で引き起こされています(^_-)-☆。

 

 

 

これで私が漢方薬やゴーヤが苦手なことがやっと理解できました(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

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