『がんの転移の原因は”腸”にもあり!』

 

みなさんは毎日少なくとも1回はお通じがありますか?

便秘は慢性的になると、がんが転移する可能性があるといったら驚かれるでしょうか?

マウスの実験で、抗生物質の慢性投与によって、腸に炎症を引き起こすと、乳腺(を含む全身)にも炎症が拡大することが分かりました。

そして、乳がんが全身(特に肺)に転移したのです(Cancer Research, Published OnlineFirst May 7, 2019 )。

なぜでしょうか?

これが基礎医学シリーズDVDの要である「場」の理論になります。

炎症の場を作ってしまうと、その場にいる細胞は、ガン化していきます。

そして元々のがん細胞はさらに悪性化して転移してしまうのです(ガンの場の理論です(^_-)-☆)。

腸の炎症&リーキーガットから、エンドトキシン(内毒素)が大量に血液内に入ります。このエンドトキシンは大腸がんの悪性化(浸潤・転移)を促すことはすでに報告されています(Cell Physiol Biochem. 2016;39(5):1665-1678)。

乳がんも同じく、腸の炎症からエンドトキシンが全身に循環するため、乳腺で炎症を起こすことで悪性化していくのです。

今回の研究で興味深いのは、ホルモン感受性乳がんに転移が見られたという点です。

論文では、そのホルモンをエストロゲンとプロゲステロンとしていますが、それは現代医学の大きな汚点です。

真実はエストロゲンが乳がんを増大させるのです。

エンドトキシンが小腸から血液中に入ると、エストロゲンの産生が高まります(Fertil Steril. 2011 Mar 15;95(4):1471-4)(Mol Cell Endocrinol. 2018 Oct 15;474:272-283)。

これは乳がんにとっては致命的になります。

もちろん、正常細胞であっても、エンドトキシンが慢性的に血液内に高い状態では、がん化していきます。

今までリウマチ、アトピー性皮膚炎、うつ病などがエンドトキシンと関係していることをお伝えしてきました。

がんもみなさんの腸の状態を反映しているのですね(^_-)-☆。

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