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『なぜ学歴が高いひとは”バカ”なのか?』

 

「昔、神童今は凡人」という人が多くいますよね(^_-)-☆。

みなさんの周りにもそのような人を見かけないでしょうか?

私も中学生時代に、灘やラサールといった有名高校のトップの生徒と勉強する機会がありましたが、当時はもう先生レベルの知識を持っていました。

しかし・・・・・

成人してみると、あの時代によく勉強ができた人たちで、傑出した人物がまったく出ていません。

よくて東大や国公立の医学部に入ったくらいで、そこで目立った業績を残している訳でもありませんでした。

最初は「燃え尽き症候群かな?」とも思っていました。

ちょうど甲子園で活躍した野球選手が肩や肘などの故障のために、プロではあまり活躍できないのと同じように・・・・・

ところが、落とし穴がありました(^_-)-☆。

学歴の高い人は、現代社会の教育システムにうまく順応した人たちです。

この現代の教育システムでは、競争を煽ることがあっても、本当の知識は得られないという真実を突き付けた優れた研究論文が報告されています(The Journal of Positive Psychology Published online: 14 Feb 2019)。

まず現代の教育システムでの勝ち組(権力者の道具となって大衆を支配する層)の思考は非常に硬くなります。

自分と違う他者の意見は「劣ったもの」と看做(みな)します。

ひどい場合には、自分の「優れた」考えを他者に押し付けようとします(social vigilantism)。

このような思考に固まることによって、学歴を確保できます(自己保身という防衛反応(^_-)-☆)。

このような硬直した思考で困るのは、「自分の誤りを絶対に認めようとしない」ことです。

これでは、知識が有機的に拡がる訳がありませんよね(^_-)-☆。

現代社会では、このような硬直した思考の人たちが、専門家や研究者といわれる人たちであり、大衆を上から押さえつけているグループなのです(本当の権力者の鵜飼いの鵜とは知らずに・・・・)。

一方、本当の知識が得られるのは、知的に謙虚な人(intellectual humility)でした。

知的に謙虚というのは、簡単に言うと「オープンマインド(open-mindedness)」ということです。

自分と違う意見でも、それを否定せずに、そこから学ぶ姿勢ですね。

そして、自分の過ちは素直に認めて、改善していく柔軟性を持っています。

現代社会で困ったことは、高学歴でもないのに、高学歴の人たちの同じような硬直した思考を持っている人が大衆にもたくさん出現していることです・・・・・・( ;∀;)

それはシックネス・フィールドを形成するあのストレスホルモンが高い・・・・・・(^_-)-

この研究での吉報は、一度硬くなった思考でも、トレーニングによって、「オープンマインド」になることができると示唆している点です。

実際は、糖のエネルギー代謝を回すことが、知的謙虚さ=オープンマインドの最も近道なのです(^_-)-☆。

 

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