知性や知能といった指標がここ数十年間でかなり低下していることをお伝えしてきました。
知性(intelligence)が高い状態では、情緒や感情をコントロールすることが可能になります。
逆に知性(intelligence)が低い状態では、情緒や感情と同一化して、自分を見失うことになります。
これが負のスパイラルをもたらすものであり、エニアグラムの不健全の領域の状態の指標となります。
さて、この知性が「糖のエネルギ―代謝」に依存することが最新の研究で明らかにされました(Current Directions in Psychological Science, 2019; 096372141982971)。
健康の要となるエネルギーと二酸化炭素を産生するミトコンドリアの機能が低下すると、知性だけでなく健康にもダメージを与えて、加齢現象も進みます。
私たちは慢性ストレスによって、負のスパイラルに陥ることをお伝えしましたが、これが糖のエネルギ―代謝(=ミトコンドリアの機能)にダメージを与えるからです。
ということは・・・・
知性は健康や加齢の指標ともなるということです。
知性が高いほど、健康であり、若々しいということですね。
その逆に健康であれば、知性も高いということです。
知性は学歴に依存するのではなく(実際は逆相関している)、あくまでも糖のエネルギ―代謝が回っているかどうかに依存しているのです(*^。^*)。
今後、ヒトを含めた哺乳類だけでなく、昆虫などでも極めて高い社会的知性(social intelligence)をもっていることもお伝えしていきますね(^○^)。