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『なぜ人は他人をだますのか?』

 

みなさんは現代社会で起こる詐欺事件の年間総額を想像できますでしょうか?

なんと・・・・

370兆円以上だそうです・・・・・・(^_^;)

さて、アルコールや覚せい剤中毒の根本原因をご存知でしょうか?

以前もお伝えしたように、それは「ストレス」です。

アルコールや薬物、ギャンブルなどすべての悪い嗜好と言われるものは、根本原因にストレスがあるのです。

実際にストレスを軽減する物質を与えると、「中毒症状」がなくなります。

さて、今回「人を騙(だま)す行為」が新たにそれらに付け加えられました。

「人を騙(だま)す行為」を行う人のストレスホルモン濃度(コルチゾール)が高く、その行為の後にストレスホルモン濃度が低下することが過去の研究で分かっています(J Exp Psychol Gen. 2015 Oct;144(5):891-7)。

そして「ストレスを軽減する」という効果こそは中毒になります。

 

なぜなら「ストレス軽減=“脳の報酬系“の活性化」に他ならないからです。

ということは・・・・・

人を騙すという行為も“中毒”になりやすいということです(^_^;)

この研究では、テストステロン(アンドロジェン)という私たちの保護ホルモン(男女ともにある)が高いと、人を騙す行為には関係していませんでした。

むしろ、テストステロンは、ストレスを減らすための適切な行動をとるように促します。

慢性ストレスにあると自分を騙す(アルコールや薬物)か、他人を騙すかのいずれかでストレス(コルチゾール)を無意識に軽減しようとするのです。

エニアグラム(木村龍星さんが本当のプロです(^_-)-)の各性格タイプの不健全型というのも、生理学的には慢性ストレス状態にあることが分かります。

各性格タイプがあっても、不健全になると社会性がなくなり、破滅していくのは一致しています。

破滅の仕方が、性格タイプによって他殺(他滅)か自殺(自滅)かの違いはありますが・・・・

さらに、人を習慣的に騙すような特徴を持つ人格障害タイプがあります。

このような人格障害というようなレッテルでさえ、糖のエネルギ―代謝を回す(=コルチゾールが減る)と根本的に解決するということです(#^.^#)

 

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