テレビやインターネットのニュースはどれも暗いものが多いですよね。
先日のノートルダム寺院の白々しいボヤとその後の展開を見て、これが意味することをピンときた人はどれだけいるでしょうか?
(日本ではこれを「ショック・ドクトリン」とまでしか言及している人がいません・・・・・( ;∀;))
流石にイスラムのテロのせいにはできませんので(ヤラセの手口として「イスラムVS キリスト」はもう終わり)、工事のせいにしていました。
私は人間の非常に悪い一面(one world)を見せつけられた想いで気分が悪くなりました・・・・・・
さて、こちらは人間の非常に良い一面を現す研究。
「世界はすべて繋がっていて相互依存である」といういわゆる「oneness」の意識(a sense of oneness)がある人ほど、人生の充実感があるというドイツの研究が報告されました(Psychology of Religion and Spirituality, Apr 11 , 2019)。
「oneness」の意識とは、具体的には
・社会との繋がり
・自然との一体感
・共感
・人生の充足感
などの特性を表しています。
これらの特性はその時の気分次第で起こるものではないことも、同一人物に時期(数週間後)を分けて調査することで確認しています。
この研究で興味深かった点は、様々な宗教の信奉者別に、「oneness」の意識を調査したことです。
その結果は私の予想どおりでした・・・・・(^^♪。
イスラム教徒が最も「oneness」の意識が高いという結果。
これは私が過去にイスラム教を学び、そしてエジプトで入信した(友人の勧めで)ときに強く感じたことです。
三大宗教の中では最も穏やかで敬虔です。
そして、最も「oneness」の意識が低くて、人生の充足感が低かったのは・・・・・
無神論者( atheists)でした(^_-)-☆。
(無神論者はone worldの方たちです・・・・(^^♪)
私は今は特別な宗教に帰依はしていませんが、自分というエゴを超える大きな存在に感謝するという気持ちがあるときには、強く幸福感とonenessを覚えます。
これと正反対のものが「one world」思想です。
こちらは支配するものと支配されるものを峻別する人類最大で最古の”病的”な思考です。
この病的思考の現代医療版が「遺伝子決定論」です(^^♪。
その反対のonenessのサイエンス版が「場の理論」になります(^_-)-☆。