1996年のアトランタオリンピックの200&400mで金メダルと世界記録を樹立したマイケル・ジョンソン。引退するまで金メダルを4つもとっています。
いまではボルドの出現によって、かすんでいますが、当時は圧倒的な強さがありました。
マイケル・ジョンソンが昨年(2018年)の9月初旬に脳卒中に見舞われました。
左半身の麻痺が一時的に起こりましたが、現在は回復してトレーニングに励んでいるようです。
実は彼は私と同じ年です。
彼は、10歳の頃から毎日、激しいトレーニングを1日2回も継続して行ってきました。
あの体はそうでしょうね・・・・・・
そして医師の指示に従って、食事も注意し、引退後も体を維持してきたのに、なぜ彼は自分の脳の血管が詰まったのか分からないという怒りを覚えたという記事が載っていました( BBC NewsPublished on 09-01-2019)。
彼がもしアナボリック・ステロイド(筋肉増強剤)使用していた場合は、それが一つの原因になっていると思います。
ストレス下ではそのアナボリック・ステロイドは、発がん物質へと変化するからです。
ジョイナーもそうでしたね。
若くして心筋梗塞で亡くなりました。
そのようなステロイドを使用していないならば、現代医療の医師の指導する食事療法(特にプーファ・鉄強化食品の推奨と糖質制限)や投薬、サプリメントが、決定的な要因になったと考えています。
彼はかなりストイックに指導に従っていたので、自分に脳卒中が起きたことに怒りがこみ上げたのでしょう。
実は糖質制限に限らず、現代の誤った食事指導をストイックにやる人ほど病気になります。
それは、また私の臨床経験そのものです。
真面目にやった人ほど、調子が悪くなって相談に来られるのです。
以前、私が健康常識パラダイムシフトシリーズの講演をしていたとき(出版前)には、よく私に「糖質制限しても調子がよい」と反論する人も少数ですがおられました’(今は流石におられません(#^.^#))。
こういった人たちは、たいていはストリクト(厳密)に食事療法を行っていないパターンがほとんどです。
体にダメージを与える食事やサプリメントそして激しいトレーニングをやっても50歳まで何もなかったことがむしろ奇跡かも知れません。
マイケル・ジョンソンもあれだけの体を維持するトレーニングを続けるストイックさがあるのですから、「何かがおかしい」とどこかで気づいてほしいものですね(^_-)-☆。