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『駅伝のドーピング:鉄剤注射!』

 

 

以前、私の講義に少年のカヌー選手を指導されているトレーナーにご参加されました。

 

 

そのトレーナーさんには私の講義にはいたく感動して頂いたのですが、

「スポーツの世界はスポンサーの意向で決まってしまいます。こんなものを食べさせてと思っても、スポンサーの会社のものだから何も言えないんです。。。。」と現状を語ってくれました。

 

 

 

どこの世界も同じですね・・・・・

 

 

 

日本陸上競技連盟が2016年4月から、「鉄分が内臓に蓄積し体に悪影響がある」として使わないよう警告しているドーピングに貧血治療用の鉄剤注射あります。

 

 

高校駅伝の一部強豪校が警告後も使っていたことがわかったようです。

 

これらの高校は使用をやめたというが、陸連は他でも使われている可能性があるとして、陸連主催の全国高校駅伝大会(23日)で改めて警告し、来年の同大会からは出場選手に血液検査結果の報告を義務付ける方針のようです。

おいおいおい・・・・・

 

 

 

たしかロシアのシャラボにはあの万病治療薬の「メルドニム」は禁止で、なぜ発がんおよび最強の炎症物質である鉄の注射剤の取り締まりがこれほど放置されていうのでしょうか?

 

 

 

 

鉄を入れると酸素がたくさん入るイメージがあるのでしょうね。

 

ところがどっこい。

 

 

 

フリーの鉄は、とても危険な暴れん坊で、細胞内外に活性酸素・窒素を瞬時に形成し、さらには細胞内外のプーファと反応して最も毒性の強いアルデヒドという物質を形成します。

 

 

 

こうなれば、細胞のすべては破壊。

 

 

 

さらには血液にダイレクトにフリーの鉄がはいると、血液中に休眠しているバクテリアが覚醒して、動き出します。

 

 

 

その結果、細胞からは強力な炎症性物質が放出されます。

 

 

「不明熱」といわれる高熱が続く病態の真の原因です。

 

 

これらが駅伝選手の体全身を病気の場(シックネス・フィールド)に変化させます。これは後にガンの場(キャンサー・フィールド)を形成していきます。

 

 

これでは陸連がいくらきばっても、駅伝のスターからも世界クラスのマラソン選手が出ないのは当然ですね。

 

東欧・ロシアでは基礎医学が進んでいますから、生命体の仕組みをしっかり理解して選手に投与しています(糖のエネルギー代謝を高めるメルドニウム)。

 

 

一方、明治以降の変質した日本は、常に学問後進国であることにヘラヘラしています(日本人は本来は努力家です)。ましてや選手寿命だけでなく、命そのものを縮める鉄剤を注射するとは。。。。。

 

 

明治以降の無駄な戦争で大量に日本人が犠牲になってきた(そして今も・・・)構図と重なります。100年そこらでは精神構造は変わらないのかも知れませんね・・・

 

 

欧米ではその逆の瀉血療法(しゃけつりょうほう)といって、鉄を血液から抜く方法が万病の根治療法だったのです。2000年の歴史があるくらいです。

 

 

 

日本では、若いスリートに白血病や原因不明のガンを多発している状況が変な日本の後進性を物語っています。

 

 

トレーナー(だけでなく一般の医師も)には基礎医学の基本は教育されていませんから、こういう極端な幻想をアスリートにあてはめてしまうのです。

 

 

 

鉄をたくさんいれても、それを酸素とは結合してたままでは意味がありません。ミトコンドリアに酸素を届けるのは,糖のエネルギー代謝の結果産出される二酸化炭素がなかれば意味がありませんのであしからず(#^.^#)。鉄ではないのです。

 

 

 

鉄をいれても、糖のエネルギー代謝が回っていないと負の側面しかでません、

 

 

 

選手寿命はもとより、その選手の健康寿命を損なうことに加担している・・・・・

 

 

 

さらにその状態で長期ランニングというストレスが加わると、自分の体の脂肪とタンパク質は分解されて、上記の病気の場を強化していきます。

 

 

 

 

選手には鉄を抜いて、糖と二酸化炭素(過呼吸を避ける)はしっかり補給してあげましょう。本来は、優秀な子供のために、全国の指導者に向けても講義をしないといけないのですが、トレーニング法、食事法、サプリなどについて疑問に思ったことがございましたら、ご相談頂ければ幸いです。

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