最近は、米国でも生データ(raw date)を出さなくなったため、本当のガン罹患率やガン死亡率が分からないようになっていることをご存知でしたでしょうか?
私がこの事実を知ったのは、拙著『医療ビジネスの闇』の資料集めに奔走していたときです。
その当時、学問後進国の日本では、「米国ではすでに数年前よりガンの罹患率。死亡率が減少している」という当局によって統計操作されたデータを真に受けた本が結構売れていました。
最新の研究で、アラスカの子供のガン罹患率や死亡率の上昇の原因として、魚(サーモン)を主食とすることに焦点があてられました(Water 2018, 10, 1157)。
とくにアラスカでは雪解け水という素晴らしい水(4th water)の中で棲息するサーモンですから、日本の回転すしのサーモンとは質が違います。
それでは何が・・・・・・
なんと農薬、殺虫剤で使用されていた塩素系農薬(DDTなど)が雪解け水に検出されたといいます。
OMG!
とうとう地球の隅々まで汚染は拡大しているのですね。
Glacier waterと聞くだけで、ピュアなイメージを持っていましが、
それはすでに汚染されている・・・・・アラスカでさえも・・・・
私は、冬に積雪があると雪を食べた悪ガキでしたが、あれもNGだったのですね。。。。。。
そういえば、私の小学校時代は頻繁に光化学スモッグ警報が流れていました。今はなぜやめたのでしょうか?
話を元に戻すと・・・・
アラスカと米国のガンの死亡率の年次推移を調べたところほとんど同じです。
塩素系農薬の汚染は全世界レベルですから、アラスカだけの問題ではないでしょう。
それよりもサーモンばかりを食べることが、米国の植物油脂だらけの食事と匹敵しているということではないでしょうか?
サーモンは代表的なオメガ3
植物油脂はオメガ6
いずれもガンのダイレクトの原因となるプーファ(多価不飽和脂肪酸)
農薬の汚染は同じ程度であれば、プーファ摂取量が死亡率の推移をうまく説明してくれます(^_-)-☆。