『こんな時はプロバイオを用いてはいけない!』

 

 

みなさんは、体調が悪いときに、ヨーグルトやキムチを食べたいと思うでしょうか?

 

 

わたしはよほど体調がよくて余力があるとき以外には、酸っぱいものや辛いものを食べません。

 

 

今回、リーキーガットがある状態では、プロバイオはむしろ危険であるという研究内容が報告されました(Proc Natl Acad Sci U S A. 2018 Nov 6;115(45):E10539-E10547)。

 

 

近日中にリリースいたします『続・免疫革命』DVDに詳述したとおりの結果でした(^_-)-☆。

 

 

プロバイオによって、リーキーガットの改善も認められないばかりか、プロバイオそのものが血液中に入って炎症を引き起こす可能性が示唆されていました。

 

 

すでにその可能性は過去の研究で証明されています。

 

ヨーグルトやキムチなどの乳酸(=強力な毒性物質)やバクテリアが多い物質は、よほど体調がよいときでないと私たちの体内でコントロールできません。

 

 

ましてやリーキーガットが疑われるときにプロバイオのサプリやヨーグルトは勧めてはいけません。

 

 

体調の悪いときは、昔から「消化のよいもの」を食べるというのが伝統でしたよね。

これは消化管でバクテリアが増殖しないようにする(腸内細菌は消化の悪いものをエサにする)ための知恵なのです(^_-)-☆。

 

 

関連記事

  1. ”精神病”といわれるものの本質は?

  2. 『遅い夕食は体に悪い?』

  3. 『飽和脂肪酸悪玉説ー再考』

  4. 『現代医療のインセンティブは?〜俯瞰シリーズ』

  5. 『陣痛促進剤の功罪〜リアルサイエンスシリーズ』

  6. 『なぜ歳をとるほど1日が早く過ぎ去るのか?』

  7. 『今頃認めた新型コロナウイルスのエアロゾル』

  8. 『WHO指針:ワクチン反対者への対策法〜その4』