海外の優秀なトレーナーはトレーニング内容よりも、食事内容、食事量、水分量などに注意を払っています。
私と意見が一致したのは、筋肉をつけるためには、しっかりと炭水化物とタンパク質を摂取することです。
炭水化物はみなさんを瑞々しくする(水分をキープする)ためにもマストです(#^.^#)。
炭水化物が脂肪に変わるという神話は、もうサイエンスの世界だけではなく、一般社会でも通用しなくなるでしょう(^_-)-☆。
さて、そのみなさんが心配する脂肪。
リポリシス(脂肪分解)から慢性病が始まることを以前(『続・免疫革命』)からお伝えしてきました。
最新の研究で、脂肪から分泌される小胞(細胞外小胞)も肥満や糖尿病を引き起こすことが報告されました(Mol Aspects Med. 2018 Apr;60:81-91)。
この脂肪から分泌される小胞(細胞外小胞)は、白血球に取り込まれると、白血球が炎症性物質を放出することも分かりました。
ストレスがかかると様々な組織から脂肪と同じく小胞(細胞外小胞)が血液中に分泌されます。
この小さな袋(細胞外小胞)には、遺伝子(DNA, RNA), タンパク質、脂質(アルデヒドも含む)など様々な物質が入っています。
これが全身を循環して全身の臓器に取り込まれるのです(『続プーファフリーであなたはよみがえる~オメガ3の真実』DVDに詳述)。
生命のダイナミズムを感じますね(^_-)-☆。
それと同時に輸血という行為(血液中に多数の細胞外小胞が混じっている)には慎重にならないといけないこともお分かりになったと思います。