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『脂肪分解パラドックス!』

 

先日、ジムで体脂肪などを測定しました。

 

脂肪%=10.4% (内臓脂肪率も標準以下)

 

理想の脂肪率は12~22.9%。

 

ということは、体脂肪率は低いはずなのですが・・・

 

どう見てもお腹周り、特に下腹と脇腹に脂肪がだぶついています。

 

筋肉量が54kgと私の身長・体重では標準値でしたので、これをアップさせることで脂肪率は低くなっていくはずですね(^_-)-☆。

 

1カ月後に再測定してみたいと思います(#^.^#)。

 

さて、肥満マウスの実験でなんと体脂肪の1/3を減らしたというタンパク質が発見されました(Scientific Reports, 2018; 8 (1) )。

 

このタンパク質は私たちの体で産生されているタンパク質()です。

 

どのような働きをするかといいますと・・・・

 

リポリシス(脂肪分解)をブロックし、インシュリン感受性を高め、かつ肝臓の糖新生やケトン体産生、脂肪新生をストップさせます。

 

つまり、糖のエネルギー代謝を高める働きをするのです。

 

脂肪分解を止めるのに、脂肪が減るというのは不思議ですよね。

 

みなさんの直感とは違うかも知れませんが、脂肪組織の脂肪分解は逆に肥満・糖尿病・肝臓病(脂肪肝)を招きます(『続・免疫革命』DVDに詳細に解説しています(#^.^#))。

 

美容クリニックでは、痩せるためにとかく脂肪を分解するアプローチばかりですが、これは中長期的に肥満・糖尿病などのメタボを引き起こします。

これを私は「脂肪分解パラドックス」と呼んでいます(^_-)-☆。

 

脂肪を分解するほど、逆に脂肪が蓄積して太る現象ですね(^_-)-☆。

 

 

 

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