『筋肉の大敵はあのホルモン!』

医学の教科書を読むと、病気の原因はほとんどが不明と書いています。

 

 

 

よく外科手術の対象になる病態でさえ、原因不明とされています。

 

 

 

今回、なんと脱腸(鼠径(そけい)ヘルニア)の原因があのホルモンだったいう嬉しい研究論文が発表されました(PNAS, 2018; 201807765)。


 

 

 

なぜ嬉しいかというと、ほとんどの慢性病に絡んでいるだけでなく、物理的な病態と考えられている手術対象となる変性疾患(椎間板ヘルニアなど)もこのホルモンが関係していることをずっとお伝えしてきたからです。

 

 

 

鼠径(そけい)ヘルニアとは、本来ならお腹の中にあるはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に出てきます。

 

 

通常は「脱腸」と呼ばれているものです。

 

 

 

男性の高齢者に多く、腸が圧迫されて壊死することもあります。

 

 

 

 

さて、そのホルモンですが・・・・

 

 

 

男性が加齢とともに少なくなるホルモンは、テストステロンです。

 

 

 

なぜテストステロンが少なくなるのでしょうか?

 

 

 

これはプーファなどのシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)が蓄積することによって、テストステロンをエストロゲンに変換するストレス酵素がアップするからです(^○^)。

 

 

 

そうです。

 

脱腸の犯人はエストロゲンです!]

 

]

 

 

 

エストロゲンは組織の線維化を起こすということを『新・免疫革命』で詳述しました。

 

 

 

この線維化(せんいか)というのは、正常の組織が死滅し、そこを機能のない線維で埋め尽くされるということを意味します。

 

 

 

 

腹部の筋肉(筋膜)が弱くなり、そこが線維化を起こすことで腸が飛び出してきます。

 

 

 

 

このテストステロンをエストロゲンに変換するストレス酵素をマウスに与えるとヒトと同じ脱腸を作ることができます。

 

 

 

逆にこのストレス酵素ブロックする薬剤をマウスに与えると脱腸が止まります。

 

 

 

脂肪が増えて筋肉が弱る原因。

 

 

 

 

それも原因がこの研究から分かりますね(^○^)。

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