『躁うつ病の原因はあのハッピーホルモン!』
躁うつ病という病気が教科書に記載されています。
私は残念ながら、20年以上臨床をやっていて、典型的な躁うつ病を見たことがありません・・・
気分の変動というかエネルギーの変動で躁(そう)になったり、うつになったりするだけで、このような病気は存在しないのではないかと思っています(#^.^#)。
では何が気分やエネルギーの変動を起こすのでしょうか?
それは・・・・
一般の健康本にハッピーホルモンと書いているセロトニンという物質。
最新の研究で、躁うつ病の原因はズバリ、セロトニン過剰であることが報告されています(Mol Psychiatry. 2018 Sep 13)。
ミトコンドリア病といわれる病態があります。
全身のミトコンドリアの機能が低下した病態ですが、この病態では躁うつ病が20%もみられるといいます。
また、セロトニン過剰では、ミトコンドリアの機能が低下することも分かったといいます。
これはある意味当然ですね。
セロトニンは冬眠物質でもあり、代謝を落とすからですね(#^.^#)。
セロトニンがハッピ―ホルモンであるという歪曲にとどめを刺す論文でした(#^.^#)。
セロトニンという重要なシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)については、『ホルモンの真実3DVD』を是非ご視聴ください。驚くべき事実をお伝えしています。