熊本地震のときも、大阪で地震に見舞われましたが、また大阪で震度6弱の地震に見舞われました( ;∀;)。
まだホテルのエレベーターさえも復帰できていない状況でやむなく「アトピーの根本治療」の講義は中止しました。
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。
都市生活は自然災害の前には脆弱ですね。
これが本震であることを祈ります。
さて、地中海食と聞くと、医学・栄養学の世界でも健康食の代表選手とされています。ダイエット効果もあるとまで喧伝されています。
私は地中海食の内容を見て、あきらかにこれは間違いであると考えていました。
魚介類にナッツ、オリーヴオイルといったものがその典型的な内容とされているからです。
これらは高プーファ食の代表だからです。
オリーヴオイルも酸化して猛毒のアルデヒドを発生させます。
しかし、地中海食が糖尿病・肥満・脳卒中・心筋梗塞などのメタボリックシンドロームに効果があるという臨床研究論文が発表されていました(N Engl J Med. 2013 Apr 4;368(14):1279-90)。
特に低脂肪食よりも優れた結果を出したという結果は根本的におかしいと思っていました。
この研究論文以降はこの研究結果を引用して、地中海食が健康に良いと喧伝されてきたのです。
どうも何か裏があるなと思っていました。
そして、この2013年に発表された地中海食の臨床研究論文の統計処理等に誤りが見つかり、この論文自体が先日撤回されたのです(N Engl J Med. 2018 Jun 13)。
やはり・・・・
実は詳細な地中海付近の人々の食べ物の調査をした研究がいくつかあります。その結果は、いわゆる地中海食とされている内容とはかけ離れたものでした(原始人食に近い)。
地中海付近の人々の健康・長寿と「地中海食」と名付けられた食事内容とは実際には何の関係も無かったのです。
表面を取り繕うウソは必ず最後に露見します。
この激動の渦中にある世界では、本物しか残っていかないでしょうね(^_-)-☆。