ある私の本の熱心な読者である看護師さんから昨日相談を受けました。
「先生、どうやったら眠れるでしょうか?」
よく話を聞くと、この看護師の男性は、昼間は大学で解剖学を学び、病院は夜勤専門だといいます。
「そのリズムでは無理だよ。でもなんとかしないといけないね。
睡眠薬ではハングオーバーして次の日のパフォーマンスが落ちる。。。。。。。」
「どうしたらよいでしょうか?」
「覚醒―睡眠のサイクルには光が関係している。夜に院内で強烈なブル―ライトばかりにあたっているから、レッドライトにあたりながら横になるのがいいね。」
早速、この看護師さんは、私が使用しているレッドライトを購入するということでした(#^.^#)。
さて、その睡眠にまつわる話です。
平均年齢歳の32,470人の米国女性を対象とした調査報告がなされました。
それによるといわゆる早起き早寝(early bird)の女性は、夜更かしの女性(night owl)よりもうつ病に罹るリスクが低かったというものです(J Psychiatr Res. 2018 May 25;103:156-160)。
この結果は、早寝遅寝に関わらず睡眠時間を7-8時間/日の女性を対象にした場合でも同じでした。
つまり、睡眠時間ではなく、就寝時間が問題だということです(#^.^#)。
もちろん睡眠時間が短いことは、さらにうつだけでなく、肥満、糖尿病、動脈硬化などのメタボなどのリスクも高まります。
これには冒頭でお伝えしたように、やはり自然光にあたることが早寝早起きの最大の徳になっているといえるでしょう。
早起きして積極的に動くと、本当にその日の1日の時間を得した気分になりますよね!(^^)!。